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拓真の第10R微妙ダウン判定に大橋会長「勝敗はいいんだけども、ダウンを取られるのはどうなのかなって」

スポニチアネックス / 2024年10月13日 22時43分

<井上拓真・堤聖也>10R、堤に押し込まれてよろけた井上がダウンを取られ、違うとアピールするジェスチャーも(撮影・篠原 岳夫)

 ◇プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ 王者 井上拓真(大橋)<12回戦>同級2位 堤聖也(角海老宝石)(2024年10月13日 東京・有明アリーナ)

 WBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が挑戦者・堤聖也(28=角海老宝石)に判定0―3で敗れ、3度目の防衛に失敗して王座から陥落した。第10ラウンドに微妙な判定ながらダウンを奪われ、無念の判定負けとなった。

 12年ぶりの再戦で同世代の難敵に力を見せつけるはずだった。しかし、第12ラウンドまで乱打戦が続き、終盤は第10ラウンドで微妙なダウンがあるなどやや押され気味の中で終了のゴング。113-114、112ー115、110-117の判定0―3で敗れ無念の陥落となった。

 試合後の会見で、第10ラウンドのダウン判定について聞かれた大橋会長は「どっちが勝った負けたという勝敗はいいんだけども、ああいう時にスリップダウンって言えばスリップダウンだし…。ああやってダウンを取られるのはどうなのかなって思いました。それでクレームをつけたんだけど。(映像を)見たら、やっぱりスリップなんじゃないかとは思いますけど。ダウンじゃないですよね。これからの試合でも…スリップなのにダウン、ダウンなのにスリップとか、武居時もそうだったんだけど、最近違和感を感じますね」と自身の考えを示した。だが、正式な抗議については「それはないですけど。ただ、そういった意見はしたいと思います」と素直な思いを口にした。

 また、父・真吾トレーナーも試合を振り返り「やっぱり…堤選手の気持ちが、凄く強かったですよね。(技術的な面)拓真の悪いところもちょっと出ちゃったのかなとか。そこにやっぱり選手の気持ちが勝っちゃったのかな」と拓真の負けを素直に認め、拓真本人も「判定を聞く前から負けたと思っていました。後半あたりから相手のペースに付き合っちゃったっていうのもありますし、ポイント考えた上でも負けてたなって感じましたね。全てにおいて中途半端だったな、というのは凄く感じますね」と語った。

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