拳四朗 2階級制覇達成「第2章を見せたい」フライ級で4団体統一が標的 世界戦15勝目は具志堅抜き3位
スポニチアネックス / 2024年10月14日 4時15分
◇プロボクシングWBC世界フライ級王座決定戦 同級1位 寺地拳四朗(BMB) 11回6秒TKO 同級2位 クリストファー・ロサレス(ニカラグア)(2024年10月13日 東京・有明アリーナ)
元WBC&WBAスーパー統一世界ライトフライ級王者の寺地が2階級制覇を達成した。11回にロサレスの鼻からの出血がひどくなり、レフェリーが医師と確認した上で試合をストップ。会見では「自分のボクシングをぶれずに突き通せたのは良かった」とベルトを前に笑顔だった。
小刻みにステップを踏んで左ジャブや右ボディーを的確に当て、相手のパンチを巧みに外した。3回にはカウンター気味に右フックを当てた。世界戦15勝目は具志堅用高を抜き単独3位となった。
ライトフライ級時代は減量でエネルギーを失ったが、今回は減量苦からも解放された。加藤健太トレーナーは「55~56キロで一番いい動きができた」と話した。次の目標はフライ級での4団体統一。「これからも徐々にスタイルを変えていって、第2章の拳四朗を見せたい」とさらなる進化を期した。
▽寺地―ロサレスVTR 寺地が出入りの速さなどで上回った。序盤は鋭い左ジャブや右ボディーを丁寧に当てた。ロサレスがスイッチし、左構えを多く使った中盤に手数は減ったが、後半は右ストレートを軸に主導権を譲らなかった。相手の負傷により11回早々にTKO勝ちとなった。ロサレスは大振りの左フックで勝機を見いだそうとしたが、寺地の多彩な攻めにてこずった。
◇寺地 拳四朗(てらじ・けんしろう)1992年(平4)1月6日生まれ、京都府城陽市出身の32歳。奈良朱雀高―関大。アマ74戦58勝16敗。14年8月にプロデビュー。15年12月に日本ライトフライ級王者、16年8月に東洋太平洋同級王者。17年5月、10戦目でWBC世界同級王座を獲得。8度防衛も21年9月に矢吹正道に10回TKO負けで陥落。22年3月の再戦で3回KO勝ちして奪回した。同年11月、京口紘人との統一戦に7回TKO勝ちでWBA同級王座獲得。1メートル64の右ボクサーファイター。
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