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辻発彦氏 日本ハム・清宮の「つなぎの意識」が呼んだ浅間のサヨナラ打

スポニチアネックス / 2024年10月14日 6時2分

<日・ロ>10回、安打を放つ清宮(撮影・尾崎 有希)

 ◇パCSファーストS第2戦 日本ハム3―2ロッテ(2024年10月13日 エスコンF)

 【辻発彦 視点】延長の劇的な結末。10回は2死からでも松本剛が出塁すれば清宮に回る。何かが起きると思っていた。清宮は以前に比べ、コンパクトに振るようになった。内角のさばきもうまいし低めも強い。2死一塁。長距離打者なら一振りで決めたいと思ってもおかしくない。だが清宮は強引にいかずにスプリット2球を見逃した後、外角低めの直球をコンパクトに中前に運んだ。日本ハム打線全体に言えるが、次の打者へのつなぎの意識が浸透している。結果的に浅間のサヨナラ打を引き出した。

 3回まで毎回先頭を出しながら、得点圏に進められなかった。前日、佐々木に完璧に抑えられたことで打線が重かった。新庄監督は勢いをつけるために盗塁やバスターを仕掛けたが、ゼロ行進。苦しい展開だった。9回、土壇場で飛び出した万波の同点弾。初球の真ん中高めの直球を運んだ。以前、新庄監督に聞いたのだが万波は配球を読み、狙い球を絞って打席に入るタイプ。迷いなく振れるところが魅力だ。バットでも守りでも流れを変えられる選手。万波がチームを生き返らせ、CSの主導権を握った。(スポニチ本紙評論家)

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