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待ってろCSファイナルS!ソフトバンク・山川&近藤がシムゲームでアベック弾 王会長、小久保監督も驚嘆

スポニチアネックス / 2024年10月14日 5時47分

 実戦形式の練習で本塁打を放つ山川(捕手・甲斐)  (撮影・成瀬 徹) 

 ソフトバンクは13日、本拠地・みずほペイペイドームで全体練習を行った。16日開幕のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)へ備え、シムゲーム(シミュレーテッドゲーム、実戦形式の打撃練習)を行い、山川穂高内野手(32)と近藤健介外野手(31)が本塁打を放った。王貞治球団会長(84)が見守る中でのアベック弾。ポストシーズンでも豪打で相手を打ち砕く。

 山川が大飛球をド派手にスタンドに放り込むと、近藤も鋭い当たりで続いた。シムゲームで10人目に登板した岩井の2ボールからの3球目をバットのヘッドを利かせて振り上げた。打球は右翼テラス席に入り、この日の練習の締めくくりとなった。

 「状態はまあまあのとこじゃないですか」。球界屈指のバットマンはいつも通りに一喜一憂することなく話したが、16日からのCSファイナルS出場に向けてグイグイと前進中だ。9月16日のオリックス戦で右足首を捻挫して離脱。11日にライブBPで負傷後初めて打席に立って3打数無安打だったが、翌12日には軽めのベースランニングとスライディング練習を再開した。走塁面での進展を示し、この日は狙ったかのようにスタンドイン。「走らなくていい!走らなくていい!」と仲間にいじられると自然と笑みがこぼれた。

 日本シリーズ進出を懸けて戦う相手は日本ハムか、ロッテか。近藤は今季の日本ハム戦で打率・329、5本塁打、15打点、ロッテ戦は打率・346、4本塁打、16打点の成績を残した。いずれも好相性だったパ・リーグ首位打者はCS出場の可能性について「それは…、監督さん次第ですね」とし、自身はOKですと言わんばかりだった。小久保監督は「まだ本番の起用は決めていませんけど」と悩むが、ケガに強いガッツマンはDHでの出場にまた一歩近づいた。

 この日は王会長も練習を見守り、山川は津森のカウント2―2からの146キロを強振して左中間席に叩き込んだ。8~10日に出場したみやざきフェニックス・リーグでも一発を放つなど、調整は順調だ。王会長は「特に何もしゃべってませんよ」と話したが、4番のアーチが飛び出した時には興奮気味にうなずいた。山川は「完璧ですね。練習の感じの方がいい。(体も)重すぎず、いい体の張り感でやれていますね」と話し、「お客さんが入って(集中力も)上がっていくもの」と本番を見据えた。

 CSファイナル開幕まであと2日。大一番にベストな布陣で臨む準備は進んでいる。 (井上 満夫)

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