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FA権取得の阪神・坂本、行使を熟考「大切な権利」 球団は全力慰留の構えも大山、糸原、原口も熟考へ

スポニチアネックス / 2024年10月14日 5時18分

阪神・坂本

 ◇セCSファーストシリーズ第2戦 阪神3-10DeNA(2024年10月13日 甲子園)

 阪神の坂本誠志郎捕手(30)が13日、今季取得条件を満たした国内フリーエージェント(FA)権の行使について、本紙の取材に「自分にとっては大切な権利なので、ゆっくり考えたいです」と熟考する考えを明かした。権利を行使すれば他球団も興味を示す可能性が高く、去就が注目される。

 9年目の今季は梅野との併用で64試合に出場。定評のあるインサイドワークとフレーミング技術を駆使して、投手陣の能力を存分に引き出して貢献した。この日は3回の守備から出場。試合後は「勝てなかったというのが悔しい。この2年間で(岡田)監督からいただいたもので、また新しいチャレンジをできるようにやっていきたい」と退任する指揮官への感謝も口にした。

 同じく今季国内FA権の取得条件を満たした大山、糸原、原口も、行使に関して熟考するとみられる。9回1死から代打登場し、ソロ本塁打を左越えに放った原口は「まだ終わったばかりなので」と話すにとどめた。

 球団も4選手を全力で慰留する構えだ。

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