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牛島和彦氏 DeNA・桑原の「つなぎの打撃」から大量得点

スポニチアネックス / 2024年10月14日 5時32分

<神・D>2回、右前打を放つ桑原(撮影・北條 貴史)

 ◇セCSファーストS第2戦 DeNA10―3阪神(2024年10月13日 甲子園)

 【牛島和彦 視点】やはり短期決戦は怖い。DeNAは2試合連続2桁安打。阪神投手陣は勢いにのまれたままCSを終えた。そんな猛攻の中で光った「つなぎの打撃」が2回の桑原の打席だ。

 1点を先制された直後の2回無死二塁。6番・桑原の後を打つ2人は左打者で、その次は9番投手。相手が左腕の高橋となれば、桑原が犠打で走者を進めて左対左で勝負する作戦は考えづらい。ならば打ちにいくのだが、桑原は逆方向への進塁打をイメージした。初球は外角におあつらえ向きのツーシームで、右方向への打球が一、二塁間を抜けて安打に。「つなぎの意識」が大量点を呼び込んだ。

 打線は牧、佐野らを中心に調子が悪い打者は見当たらない。強引な打撃ではなく、来たボールを素直に打ち返しているのは、好調の証拠。巨人とのCSファイナルSでは相手に1勝のアドバンテージがあり、戸郷、菅野ら先発陣も万全で来る。巨人有利ではあるが、対抗するためにはやはり打線が鍵だ。

 東が出場選手登録を外れ、正捕手の山本も欠く。不安材料は多いが、開き直れる状況でもある。楽しみなシリーズになると思う。(スポニチ本紙評論家)

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