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能見篤史氏が考える阪神・岡田監督がつくり上げた財産 どうしたら勝てるのかを考えた末の「守り勝つ野球」

スポニチアネックス / 2024年10月14日 5時18分

能見篤史氏

 ◇セCSファーストシリーズ第2戦 阪神3-10DeNA(2024年10月13日 甲子園)

 【能見篤史 視点】岡田監督、本当にお疲れさまでした。クライマックスシリーズは残念な結果になりましたが、体調が優れない中、最後まで戦う姿を目に焼き付けました。坂本の投入も、何とか試合の流れを変えようという監督の姿勢の表れと見ていました。

 甲子園をホームとするメリットを最大限に引き出すため、守り勝つ野球を2年間推し進めた結果が日本一とリーグ2位。手腕は多くのファンが認めるところ。攻撃での四球重視、守りでの中継ぎ強化も「どうしたら勝てるのか」と考えてつくり上げた財産だと思う。

 時には厳しい言葉をメディアを通して発信。直接言った方が早いけど、あえてしなかったのも岡田監督流だった。選手の今後の野球人生で2年間の言葉は重い意味を持ってよみがえる気がする。

 ラストゲームが大敗に終わり、選手は悔しい思いをしているはず。今年を振り返って「もっとできたはず」の気持ちも必ずある。野球の奥の深さを知った経験を、選手たちは次につなげてほしい。チームも選手もまだまだ成長できる。ファンもそれを待っていると思う。 (スポニチ本紙評論家)

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