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ド軍指揮官 PS史上最長タイ33回連続無失点はチームの総力「素晴らしい」第2戦はブルペンゲームと明言

スポニチアネックス / 2024年10月14日 13時34分

ナ・リーグCS<ドジャース・メッツ(1)>6回無失点と好投の先発・フラーティ(左)を迎えるドジャースの大谷(左から2人目)とロバーツ監督(右) (撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ドジャース9ー0メッツ(2024年10月13日 ロサンゼルス)

 ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠でメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦を行い、投打がかみ合って完勝。投手陣は地区シリーズ第4戦から3試合連続完封勝利をつかみ、33イニング連続無失点でポストシーズン記録に並んだ。

 先発・フラーティがメッツ打線をわずか2安打に封じ7回無失点。5回、先頭・ウィンカーに右前打を浴び、この試合初安打を許すと、続くイグレシアスにも中前打を浴びたが、相手の走塁ミスもあり無失点でしのいだ。8回からはハドソン、カスペリアスとつなぎ、相手打線をシャットアウトした。

 チームはパドレスとの地区シリーズ第3戦の2回に6失点して以降、無失点。第4戦、第5戦はいずれも完封勝利し地区シリーズを24イニング連続無失点で勝ち上がった。この日もポスシーズン3試合連続完封勝利で連続無失点を33イニングまで伸ばした。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者のX(旧ツイッター)によると、ポストシーズンでの33イニング連続無失点は1966年オリオールズに並び史上最長。また、ドジャースはこれでポストシーズン3試合連続完封勝利。ラングス記者は1905年のジャイアンツ、1966年のオリオールズ以来58年ぶり3度目で大リーグのポストシーズン史上最長タイ記録だと伝えた。不安視されていた投手陣が良い意味で予想を裏切る活躍を見せ、チームを支えている。

 ラングス記者は自身のXで第1戦に勝利したチームのワールドシリーズ進出確率を紹介。「7回戦制で第1戦に勝ったチームが191回中123回シリーズを制している(64%)。現在の2-3-2形式のシリーズでは、ホームで第1戦に勝利したチームが99回中66回シリーズを制している(67%)」と伝えた。

 試合後、大谷も「本当にジャック(フラーティ)が素晴らしい働き、素晴らしいピッチングをしてくれて、オフェンスもオフェンスで素晴らしい試合運びでした」と投手陣を称えていた。

 デーブ・ロバーツ監督もフラーティの投球について「まさにピッチングクリニック。彼は完璧な組み合わせでストライクゾーンを攻める素晴らしい仕事をした。必要なときに速球を使った。ダメージを最小限に抑えた。リードを奪った後は、相手を追いかけて攻撃する素晴らしい仕事をした。長いシリーズで7イニングを勝ち取ったのは私たちにとって大きなことだった」と絶賛。無失点記録を樹立したことにも「無失点のイニングすべてに関わった選手たちは素晴らしい。守備面は必要なときにアウトを奪うなど、非常に良い守備ができている。コーチ陣は情報を伝え、それを具体的にすることで、投手と捕手が配球をうまくこなし、正しい方法で抑えることができている。失点を防げたのは、フロントオフィスを含めた完全にチーム、集団的な努力だと思う」とチームの総力を結集させた結果だと強調した。

 また、第2戦の先発投手を含めた投手起用については「ブルペンゲームをするつもり。現時点では誰がこの試合の先発になるかはわからない。今夜、その選手たちに知らせる。休養して、出番を待ちわびている選手がたくさんいる状態で試合を終えることができた。そのことについては良い気分。ジャック(フラーティ)がそうしてくれたことで、多くの可能性が開け、また、リリーフ陣の選手たちが相手チームの選手たちから狙われることも防げる」と説明した。

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