元大阪府知事・橋下徹氏「あの時はどこか狂ってたこともあった」現役時代に一番つらかった事告白

橋下徹氏

　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（55）が12日放送のテレビ大阪「大阪おっさんぽ」（土曜後6・58）に出演。知事時代の苦労について語った。

　お笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有から、「月並みな質問で申し訳ないですけど、もう（選挙に）出ないんですか？」と聞かれた橋下氏は、苦笑しながら手を振り「次の世代に頑張ってもらわないと」と否定した。

　そして知事時代に一番つらかったことについては、「家族への殺害予告。とくに子供」と告白。「ネットではなく文書とかそういうので"子供を狙う"っていう」と脅迫の内容を説明した。

　大阪府警の対応を受けたものの、「最後は『やっぱり子供でしょ』っていう話になって」と妻の言葉を明かし、「でもあの時はどこか狂ってたこともあった、大阪都構想をやるのに…」と回想。「子供は大阪府警に守ってもらわないといけないけど、僕はもう最後は殺されてもええっていう風に言ってて」と打ち明けた。

　しかし「今はもう、殺されてもええとか思わないですよ。家族のために生きたいと思いますけど、あの時はそういうのがあったんですよ」と改めて否定。黒田は「奥さんがえらいですよね。1人で怖かったやろうしね」と同情していた。