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WBOフライ級王者・オラスクアガまさかの無判定試合 ゴンサレスが左目下カットで続行不可能に

スポニチアネックス / 2024年10月14日 17時31分

<アンソニー・オラスクアガvsジョナサン・ゴンサレス>ゴンサレス(手前)が出血、レフェリーが試合をストップ(撮影・篠原岳夫)

 ◇プロボクシングWBO世界フライ級タイトルマッチ 王者 アンソニー・オラスクアガ(米国)<12回戦>同級1位 ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)(2024年10月14日 東京・有明アリーナ)

 帝拳プロモーション所属のWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(25=米国)が初防衛戦で前WBO世界ライトフライ級王者で現フライ級1位のジョナサン・ゴンサレス(33=プエルトリコ)と対戦したが、1回2分25秒でまさかのノーディシジョン(無判定試合)となった。

 打ち合いで始まった1回、ゴンサレスがバッティングでいきなり左目下をカット。レフェリーは止血作業を確認した上で、すぐに試合をストップ。あっけない幕切れに場内からはため息が漏れた。

 オラスクアガは7月に両国国技館で加納陸(大成)に3回KO勝ちし、プロ8戦目で世界王座を獲得。10代半ばから地元ロサンゼルスでの練習で切磋琢磨(せっさたくま)してきた盟友、3階級制覇王者の中谷潤人(M.T)と一緒に世界王者になる夢をかなえた。今回も中谷の約1カ月間のロス合宿でお互いに腕を磨き、9月下旬の来日後は中谷家で生活。課題のディフェンスを強化しつつ、試合運びが巧みなゴンサレスをボディーで消耗させるイメージを描き「彼のような選手を相手に戦えるのは、自分のスキルを見せるチャンス」と意気込んでいた。

 前日13日にWBCフライ級の新王者となった寺地拳四朗(BMB)との再戦を熱望する。寺地がWBAスーパー&WBC統一世界ライトフライ級王者時代の23年4月、当時WBO王者だったゴンサレスの急病により代役挑戦者として急きょ対戦。壮絶な打ち合いの末に9回TKO負けし、プロ初黒星を喫した。「自分の戦歴には1つ、黒星がついている。そこの対戦ができれば、もちろんいいと思っている」。フライ級での4団体王座統一を目標に掲げる寺地も統一戦には前向きな姿勢だが、ゴンサレスとは再戦必至で、リベンジのチャンスは一度お預けとなった。

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