22年大会覇者・川崎春花「4日間戦えるように頑張りたい」 マスターズGCレディース17日開幕

＜マスターズGCレディース練習日＞10番、ティーショットの行方を見つめる川崎春花（撮影・井垣　忠夫）

　賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメント「NOBUTA　GROUP　マスターズGCレディース」は17日、兵庫県のマスターズGC（6506ヤード、パー72）で開幕する。

　22年大会覇者の川崎春花（21＝村田製作所）はイン9ホールを回って調整。「そんな悪くもなく、凄い良くもないんですけど、今の自分の状態を受け入れつつ、しっかり目の前のプレーに集中して4日間戦えるように頑張りたい」と意気込みを示した。

　昨季は未勝利に終わりメルセデスランク48位と苦しい一年となったが、今季はここまで3勝を達成。昨年大会は悔しい予選落ちとなったが、「気持ちは全然違う。去年はシードでドキドキみたいな感じだったけど、今はスイングが少しずつ自分で分かってきた。去年よりはゴルフに対しての自信がついてきている」と好調時のスイング動画を見ながら日々調整を続けている。

　前週の富士通レディースでも7位に入るなど、現在メルセデスランク10位。10月31日～11月3日開催のTOTOジャパンクラシック（スポニチ主催、滋賀・瀬田GC北C）の出場権も初めて獲得し、「嬉しいです。地元・京都から近いので楽しみです」と喜ぶ。

　今大会前には自宅に戻り、愛犬・小梅ちゃんと遊んでリフレッシュ。「可愛いですけど、お父さんに凄いなついてるから、パパ！パパ！って感じです」と笑うが、愛犬に癒やされた21歳は地元・関西で今季4勝目、大会2勝目を狙う。