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ロッテ・吉井理人監督が来季続投 高坂社長「承諾いただいている」 育成に加え柔軟な選手起用を評価

スポニチアネックス / 2024年10月14日 18時11分

ロッテ・吉井監督

 ロッテの吉井理人監督(59)が来季も指揮を執ることが14日、分かった。CSファーストステージ第3戦の日本ハム戦(エスコンフィールド)の試合後、高坂俊介球団社長が明かした。試合後に正式に要請し、本人からも内諾を得たという。

 高坂社長は「監督とは試合後にお話させていただいて、今マリーンズは編成部門と戦略部門、吉井さん率いる現場のマネジメントと三位一体で戦っていますけど、その態勢の中で、監督として率いていただくには吉井さんが適任だと考えていまして、試合後に球団の方から正式に来季続投のオファーをださせていただきまして、監督とはお話して、承諾いただいている」と説明した。

 吉井監督は22年10月に井口資仁前監督の電撃辞任を受けて就任し、複数年契約を結んだ。昨年3月のWBCで世界一を奪回した侍ジャパンの投手コーチを兼務する船出ながら前年5位に低迷したチームを2位に躍進させた。

 春季キャンプでは1、2軍の枠を設けず、チームの一体感を高める一方で、全体練習より個別練習の時間を増やした。選手に求めたのは自ら考えて行動する「主体性」。個々のレベルアップを図ることでチーム全体の力を底上げした。相手投手との相性や選手の調子を見極めながら日替わり打線を組み、勝ちパターンの継投も固定しないなど柔軟な選手起用で、2年連続で熾烈(しれつ)なCS争いを制した。

 昨季はCSファイナルステージで優勝したオリックスに敗退。今季は3位からのCS突破を目指したが、14日のファーストステージ第3戦に敗れ、日本一に輝いた10年以来の「下克上」による日本一の目標は断たれた。

 ◇吉井 理人(よしい・まさと)1965年(昭40)4月20日生まれ、和歌山県出身の59歳。箕島で甲子園に2度出場し83年ドラフト2位で近鉄に入団。88年に抑えとして最優秀救援投手に輝き、95年にヤクルト移籍。98年からはメッツ、ロッキーズ、エクスポズでプレーし通算32勝。国内復帰後は03年からオリックス、07年途中にロッテでプレーし、現役引退。日米通算547試合で121勝129敗62セーブ、防御率4・14。引退後は日本ハム、ソフトバンク、ロッテでコーチを務め、昨季からロッテ監督。右投げ右打ち。

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