浦和MF原口元気「あの地で快勝するのは本当に力がついたなと思う」 昔と今の日本代表の「違い」語る

練習する原口（撮影・中村　和也）

　浦和は14日、さいたま市内で19日の敵地・東京V戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。

　MF原口元気が日本代表から学びを得ている。10日の敵地・サウジアラビア戦で2―0の快勝。26年W杯アジア最終予選3連勝とした森保ジャパンについて「勉強になる部分は非常にあると思う。あれだけプレッシャーがきつい試合の中で、彼らは非常に上手くプレーしていたと思う。そういう部分で自信とかプレーの質という部分では、かなり高いレベルに来ていると思うので、学ばなきゃいけない部分はたくさんあった」。15日に埼玉スタジアムで行われるオーストラリア戦に向けては「ホームなので生き生きとしたプレーができると思うので、かなりいいゲームが期待できるんじゃないかと思っている」と語った。

　16年のホーム・サウジアラビア戦では得点を決めて勝利に貢献も、21年10月の敵地での一戦は途中出場で敗戦を喫した。「独特な雰囲気とか暑さとかがある、あの地で2―0で快勝するというのは本当に力がついたなと思う。昔よりも確実に変なミスはなくなったなと。日本代表ですら厳しい戦いになるとあったと思うので、それがだいぶ減ったなというのは選手の質かなと思う」と日本代表を称えた。

　チームは3戦連続無得点で3連敗中。勝利から遠ざかっているが、「ぶれないこと。うまくいかなくなると愚痴も多くなるし、あっちこっちに行くこともあることは今までの経験上ある。そうならないようにぶれずに一つのチームとして、やるべきことをやり続けることが大事。そういう意味では、このチームは一つのチームとしてやるべきことをやっていると思う」と力強く語った。