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アメフト関大 逆境の強さ、再び QB須田「うちは関学大や立命大にだって…」

スポニチアネックス / 2024年10月14日 19時34分

<立命大・関大>立命大を破り、歓喜のジャンプを見せる関大・須田(8)ら(撮影・北條 貴史)

 ◇関西学生アメフト1部リーグ 第5節 関大24ー13立命大(2024年10月14日 たけびしスタジアム)

 下馬評を覆したハドルで、関大QB須田啓太主将(4年)が声のトーンを上げた。「オレら、やればできるねん。それを証明できた!」。全員が「打倒・立命大」で一丸になったナイスゲーム。V戦線脱落の危機を乗り越えた。

 1敗で迎えたライバルとの一戦。昨年はランプレーで圧倒され、パスもランも迫力を増した相手オフェンスは「関西最強」と目されていた。戦力で不利と目されながら、最初のディフェンスが得点を許さず、須田は意気に感じた。2試合ぶり復帰の司令塔は、派手さはなくても、堅実なプレーでドライブを進めていく。第1Q9分24秒にWR溝口駿斗(4年)へ先制TDパス。「あれで、自分たちのプレーをやりきれば、ワンチャン(勝利は)あるぞ、と思った」

 須田→溝口の「最強ホットライン」は、最終盤の勝負どころでも威力を発揮する。4点差に追い上げられた直後の第4Q7分07秒、勝負を決める38ヤードTDパス。米留学から2年ぶりにチーム復帰したレシーバーが大一番で輝きを放った。

 「最高の気分。メチャクチャうれしいです。ここで須田を負けさせるわけにはいかない、と思っていた」

 相棒と日本一になるために、再びカイザースのジャージーに袖を通した男は、力強く言い切った。思えば、昨年最終節も、「最強王者」の関学大を撃破。関大は「3校V」を演出した。

 「うちは関学大や立命大にだって負けないタレントが揃っている。きょうは試合中に、みんなの心が一つになった。これをきっかけに爆発していきたい」

 次節は全勝の関学大戦(26日、花園ラグビー場)。15年ぶりの聖地へ、「3強」の一角が遅ればせながら、態勢を整えてきた。

 

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