日本代表DF板倉 豪戦も「もちろん無失点で」 7戦連続ゼロならジーコ時代に並ぶ歴代最多タイ

＜日本代表前日練習＞練習に臨む板倉（中央）＝撮影・小海途　良幹

　サッカー日本代表は15日に埼玉スタジアムでW杯アジア最終予選第4戦オーストラリア戦に臨む。14日は会場で前日練習が行われ、冒頭15分を報道陣に公開した。

　森保ジャパンは3月21日の北朝鮮戦から国際Aマッチ6戦連続無失点中で、7試合に伸ばせば03～04年のジーコ監督時代に並び歴代最多タイとなる。3バックの右を担うDF板倉滉（27＝ボルシアMG）は「もちろん無失点でいきたい思いはあるし、無失点でいけばチームも負けない」とゼロへのこだわりを明かし、「（相手の）前線の選手は身体能力が高く、特にクロスには気をつけないといけない。ロングボールも多くなる」と警戒ポイントを挙げた。

　10日サウジアラビア戦は守備陣の体を張ったシュートブロックが光り、チーム全体の守備意識の高さを見せつけた。一方で難敵をホームに迎え撃つ今回は「そんなに簡単な相手ではないことも分かっている」とも指摘。「失点したとしても、落ち着いて1失点で止めることも大事になる。そこはいろんな想定をしながらやりたい」と冷静にイメージを膨らませた。