ドジャース PS最長記録タイ33イニング連続無失点！先発フラーティ7回2安打のみの快投

＜ドジャース・メッツ＞7回無失点と好投の先発・フラーティを出迎える大谷とロバーツ監督（撮影・沢田　明徳）

　◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦　ドジャース9―0メッツ（2024年10月13日　ロサンゼルス）

　ドジャース投手陣は地区シリーズ第3戦の3回からの連続イニング無失点を33に伸ばし、66年ワールドシリーズのオリオールズ以来、58年ぶりにポストシーズン（PS）最長記録に並んだ。3戦連続零封も最長タイとなった。

　この日の立役者は先発右腕フラーティだ。最速95・1マイル（約153キロ）の直球とカーブの緩急で、4回まで無安打。「スタンドの家族を見てリラックスして、楽しんで投げられた」。5回に連打されたが後続を断ち、7回2安打無失点。生後3週間で引き取ってもらった養母と抱き合い喜びを分かち合った。

　ロバーツ監督は14日（日本時間15日）の第2戦は「（救援投手でつなぐ）ブルペンゲームをするつもり」と明言した。地区シリーズ第4戦は8投手を送り完封勝ち。同じ戦術で一気に2連勝を狙う。