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恒成 判定負けで王座陥落「悔しさしか残らない」 今後については「今は考えられない」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 4時22分

<8大タイトル戦>5回、田中(左)がダウン(撮影・篠原 岳夫)

 ◇プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 同級5位 プメレレ・カフ(南アフリカ) 判定 王者 田中恒成(畑中)(2024年10月14日 東京・有明アリーナ)

 初防衛を狙った田中はジャッジ3者とも1点差の判定1―2で敗れた。20年大みそか、井岡一翔に喫したプロ初黒星との違いを問われ「全然違う負けだと思います。悔しさしか残らない。判定に納得していないとかではなく、ここで負ける自分に。悔しさしかないですね」。前回敗戦後に基礎からボクシングを学び直した。今回は本来の持ち味であるスピードを取り戻し、一つの完成形を示す試合と位置づけた。

 しかし5回に右アッパーを空振りしたところへ右ストレートを合わせられてダウン。その後、追い上げても及ばなかった。今後について「今は考えられない。どういう形でも人生は続く。前を向いてやるだけ」と話した。想定外のつまずきだったプロ2度目の敗戦も糧にする。

 ▽カフ―田中VTR 田中は序盤は細かく左右のワンツーを当てた。ただ5回にカウンターの右フックでダウンを喫し、戦況が変わった。7回に接近戦でのボディー打ちで活路を見いだしたが、終盤は疲労からかパンチに切れがなく接戦を落とした。カフは左フックの強振で田中の速さに対抗。被弾後も崩れる場面はなく、しっかり打ち返して有効打を重ねた。

 ◇田中 恒成(たなか・こうせい)1995年(平7)6月15日生まれ、岐阜県多治見市出身の29歳。小5から競技を始め、中京高で4冠。高3の13年11月プロデビュー。全てWBOで15年5月にミニマム級、16年12月にライトフライ級、18年9月にフライ級の世界王座を獲得し世界最速タイの12戦目で3階級制覇を達成。20年大みそか、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔にTKO負けしプロ初黒星。今年2月にプロ21戦目の決定戦で世界最速4階級制覇。身長1メートル64の右ボクサーファイター。

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