メッツが一発攻勢で勝利！同一試合で先頭打者＆満塁弾はPS史上3度目 1勝1敗のタイに

初回、先頭打者アーチを放ったメッツ・リンドア（ロイター）

　◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦　メッツ7－3ドジャース（2024年10月14日　ロサンゼルス）

　メッツは14日（日本時間15日）、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に勝利。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

　初回、先頭・リンドアが相手先発・ブレージャーのカットボールを右翼ポール際へ運び、先頭打者アーチで幸先良く先制。2回はテーラーの適時二塁打で追加点を奪うと、2死満塁から2番・ビエントスが満塁本塁打を放ち、リードを大きく広げた。

　大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者が自身のX（旧ツイッター）で「ポストシーズンの同じ試合で先頭打者本塁打と満塁本塁打を放ったのは史上3度目」と紹介。1953年のワールドシリーズ第5戦のヤンキース、1996年のア・リーグ地区シリーズ第1戦のオリオールズ以来となった。また、53年のヤンキースはドジャース戦で記録しており、ドジャースにとってはポストシーズン史上2度目の屈辱となった。

　また、リンドアはフィリーズとの地区シリーズ第4戦で満塁本塁打を放っており、同じポストシーズンで先頭打者本塁打と満塁本塁打を放ったのは2004年ジョニー・デーモン、2021年カイル・シュワバー以来、3人目となった。

　先発・マナイアは6回途中3失点と力投。大谷を3打数無安打2三振と完璧に封じた。その後は救援陣がリードを死守。8回2死一、二塁から救援した守護神・ディアスが9回も締め、勝利をつかんだ。