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菊地幸夫弁護士 紀州のドン・ファン裁判で異例の証人申請数に驚き「検察がよほど強力にアピールしたと…」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 15時42分

菊地幸夫弁護士

 弁護士の菊地幸夫氏が15日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、18年に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん(当時77)を殺害したとして、殺人罪に問われた元妻須藤早貴被告(28)の裁判員裁判について解説した。

 須藤被告は18年5月、野崎さんに何らかの方法で致死量の覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われている。和歌山地裁でこの日、開かれた公判では、野崎さんが経営していた会社の監査役をしていた男性が証人として出廷。野崎さんと須藤被告の間にほとんど会話がなかったこと、須藤被告が葬儀の席で従業員から笑わせられ、笑顔を見せていたのでたしなめたことなどを証言した。また野崎さんが用心深い性格で、他人からもらったものは口にしないが、須藤被告が出したものなら食べたのではないかといったことも述べた。

 9月12日の初公判からこの日で23回の審理が行われた。検察側は28人の証人尋問を請求しているが、菊地氏によると異例の数だという。「普通、裁判所は“もう少し証人を絞ってくれませんか、検察官”と言うことが多いと思う」と説明。「30人近い証人ということになると、立証主旨というのがあって、Aという証人がいて、何を立証したくて法廷で話させるんですか?ということ。“夫婦関係がうまくない。離婚したい”と思っていたとか、Bは“自殺する様子がなかった”とか、30人それを別々にそろえるというのはなかなか難しいこと」とし、「普通裁判官は“この人とこの人とこの人、いらないんじゃないですか?”とか、“この人だけあればいいんじゃないですか?”とリードすることが多いと思う」とも付け加えた。

 それだけに、「よくそれだけ認めたなと」と驚き、「検察側が、“それぞれの証人が必要なんだ。別々の重ならない立証ができるんだ”ということを、よほど強力にアピールしたんだなと思いますね」と推測していた。

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