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堺正章 スパイダース時代にイベント客席にいた未来のスーパースター「半年後に俺たちを土足で…」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 17時20分

堺正章

 タレント堺正章(78)が、14日放送のBS12トゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」(月曜後9・00)にゲスト出演し、「ザ・スパイダース」時代のエピソードを語った。

 「夕陽が泣いている」「あの時君は若かった」などの大ヒットで、1960年代に「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」とともにグループサウンズ(GS)ブームの火付け役となった存在。メンバーには、リーダーで現田辺エージェンシー社長の田邊昭知氏、解散後にタレントとして大活躍する井上順らがいた。

 2グループの人気ぶりを受け、多くの後発GSグループが誕生。その中の一つが「ザ・タイガース」だった。

 堺はデビュー前のタイガースとの対面を今も覚えているという。「スパイダースのイベントで京都に行ったら、女の子が200人くらい(いた)」。女性ばかりの観客の中に、男性たちがいたという。「ぱっと見たら、男が5人くらいいる。“君たち、何?”って聞いたら、“バンドをやっている”と。それが後のタイガース。うちのファンクラブに…会費払ってない」とジョークをまじえて明かした。

 「それで“何やってるの?”って聞いたら、“ファニーズっていうグループをやってる”と。“そうか、プロになるのか?”って、プロだから一応聞いたら、“はい、なりたいです”と。その時に沢田研二というのがそこにいて、この子はすごく絵になる人だなって、オーラがありました」。堺には、ボーカルの沢田研二はデビュー前から存在感があるように映ったという。その審美眼に間違いはなく、沢田はグループ解散後もソロ歌手、俳優、タレントとして幅広く活躍した。

 ステージ上から、先輩として助言をしたという堺。「“だけど、プロの道はよく考えた方がいいぞ?大変だぞ?厳しいからな?”って言って、その半年後に俺たちを土足で踏みつけていった。プロの厳しさ、俺たちが味わった」と明かし、MCの笑福亭鶴瓶、阿川佐和子を爆笑させていた。

 スパイダースから遅れること2年、タイガースは67年にデビュー。「モナリザの微笑」「君だけに愛を」が立て続けに大ヒットし、日本初のスタジアムライブを開催するスーパーグループになった。堺は「俺たちがコンクリを敷いたんですよ?舗装したんですよ?それをどれだけのスピードで走って行ったか」と、当時のタイガース人気のすさまじさを回想した。

 タイガースの初ステージの思い出も明かした。「あいつらのファーストステージの時、会場がバーっとなって。俺たちが袖で見てたの。終わって戻ってきたら、“お疲れさまでした”って言うと思うじゃない?俺、ずーっと顔を見てて。そしたら、俺の顔を見て、“お騒がせしました”って言ったの。なかなかのせりふだなって。今、俺たち使えないわって」と、自虐を込めて話していた。

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