桜井心那 前週から持ち球をフェードに戻し「イメージも出てきた」 マスターズGCで狙う今季初V

＜マスターズGCレディース練習日＞アプローチ練習する桜井心那（撮影・井垣　忠夫）

　賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメント「NOBUTA　GROUP　マスターズGCレディース」は17日、兵庫県のマスターズGC（6506ヤード、パー72）で開幕する。

　昨年大会で9位に入った、桜井心那（20＝ニトリ）は「優勝できたらベストですけど、やることをやって結果がついてくるだけだと思うので、自分のやることを1試合1試合大事にやっていきたい」と意気込みを示した。

　前週の富士通レディースでは優勝争いの末に3位。持ち球をドローから本来のフェードに戻したことが奏功し、「イメージ的に上手くいった感じ。まだ調整しながらのラウンドだったけど、それでイメージも出てきた。今週も調整しながらになると思うんですけど、あまり自分に期待しすぎないでいいかなという感じです」と話した。

　前々週のスタンレー・レディースホンダでは、同期でプライベートでも仲良しの佐藤心結（みゆ、21＝ニトリ）がツアー初優勝を飾った。「自分のことのように嬉しかった」と目を細める桜井。同期の優勝を刺激に、今季初勝利を目指す。