桑木志帆 今季3勝目へ「最終日に優勝争いできる位置にいたい」 マスターズGCレディース17日開幕

桑木志帆

　賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメント「NOBUTA　GROUP　マスターズGCレディース」は17日、兵庫県のマスターズGC（6506ヤード、パー72）で開幕する。

　今季2勝の桑木志帆（21＝大和ハウス工業）は「今いい感じで来ているので、とりあえずは最終日に優勝争いできる位置にはいたい」と意気込みを示した。

　日本女子オープンから3週連続でトップ10入りするなど状態は上向き。前週は最終日に67をマークし、3位に入り「ショットが良い。調子的には優勝した大会よりかは結構いい感じ」とうなずいた。

　8月のニトリレデーィスで2勝目を挙げて以降、試行錯誤が続いていたが「上半身が強くならないように。体の動きを意識したら良くなった」とシーズン終盤になりショットは復調。パッティングもクロスハンドに変更し、「今は良くなってきた感じ」と手応えをつかんだ。コースとの相性は「そんな良くない」と笑うが、昨年はトップ10入りした大会。今季3勝目に向けて、「しっかりマネジメントを立てながら、得意のショットで攻めて行ければ」と見据えた。