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阪神5人態勢! 金丸に続き大商大・渡部に熱視線 ドラ1候補の本領3安打に「気合がいい方向に」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 20時45分

<大商大・大経大>6回2死三塁で左中間への適時二塁打を放った大商大・渡部(撮影・河合 洋介)

 ◇関西六大学野球秋季リーグ最終節2回戦 大商大2―0大経大(2024年10月15日 皇子山)

 大商大が大経大との2回戦を制して今節を1勝1敗とし、勝利した方がリーグ優勝となる16日の3回戦に持ち込んだ。

 今秋ドラフト1位候補に挙がる渡部聖弥(4年)は「4番・三塁」で先発し、決勝打を含む3安打と躍動。6回2死三塁で左中間フェンス直撃の先制二塁打を放って3打席連続安打とし、宇田英樹(龍谷大)が保持する連盟史上最多のリーグ通算119安打に並んだ。

 「個人記録よりも先制打を打てたことが一番良かったです。めちゃくちゃ気合が入っていたので、それがいい方向にいったのかなと思います」

 観客席にはNPB10球団のスカウトが訪れ、阪神は5人態勢を敷く関心度の高さを見せた。

 阪神のスカウト陣は、関大の金丸夢斗(4年)を目当てに、12日の関大―関学戦を6人態勢、14日の同戦を4人態勢でクロスチェックしていた。そして今回は、金丸と同じく今秋ドラフト1位候補に挙がる渡部を複数人で確認。24日のドラフト会議に備えて熱視線を送った。

 ◇渡部 聖弥(わたなべ・せいや)2002年(平14)8月31日生まれ、広島県府中市出身の22歳。小1から南少年野球クラブで野球を始めて投手などを務める。中学では府中野球クラブに所属。広陵では1年秋に背番号5でベンチ入りし、2年春に選抜出場。大商大では2年秋のリーグ戦でシーズン最多記録となる5本塁打を達成。50メートル走6秒1、遠投110メートル。1メートル77、88キロ。右投げ右打ち。

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