豪州はポポビッチ新監督の下で2試合勝ち点4 サポ「大きな勝ち点」も内容には不満の声
スポニチアネックス / 2024年10月15日 22時31分
◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本1ー1オーストラリア(2024年10月15日 埼玉スタジアム)
サッカー日本代表(FIFAランク16位)は15日、26年W杯北中米大会アジア最終予選でオーストラリア代表(同25位)と1―1のドロー。途中出場のMF中村敬斗(Sランス)が相手のオウンゴールを誘発し、勝ち点1獲得に貢献。同予選初失点&国際Aマッチでの連続無失点が6試合でストップ。開幕4連勝を逃したが、日本代表国際Aマッチ歴代1位となる25試合連続得点という新記録を樹立した。
オーストラリア代表のポポビッチ監督は試合後の会見で「引き分けは我々にとっていい結果」と語った。
アクシデントを乗り越えた。宿舎から会場の埼玉スタジアムへ向かうバスが事故渋滞に巻き込まれて到着が大幅に遅れた。バスに2時間以上缶詰となり、スタジアム到着は試合開始(午後7時35分)の49分前の午後6時46分だった。指揮官は「長くても1時間半で着くと言われていたが、2時間かかった。しっかりウォームアップできなかったが、それも言い訳できない。その中でも良い準備をして良い試合ができたと思う」と強調した。
試合は序盤から自陣に引いた守備的な戦いで前半を0-0で折り返し、後半13分に日本のオウンゴールで先制。後半31分に今度はオウンゴールで失点し1-1。その後は日本の猛攻を受けたものの、選手が体を張って追加点は許さなかった。「3試合で日本は14得点し、11人のスタメンはトップリーグでプレーしている。日本は質が高いのでしのげなかったシーンもあったが、組織的に戦えたことはよかった。勝利は逃したが、この結果は満足」とうなずいた。
オーストラリア代表の公式Xは「我々は日本でのアウェー戦で貴重な勝ち点1を獲得。ポポビッチ監督率いるチームは、最初の国際Aマッチ期間(2試合)で勝ち点4を得た」と監督交代後、中国に勝利し、日本に引き分けて勝ち点4を積み上げた成果を強調。
これに対し、サポーターからは「アウェーで大きな勝ち点だ」「最後の5分は立ち上がってしまった。ふさわしいドローだ」という前向きな声が多く上がった一方で、「枠内シュート0本、ボール保持率29%で、なぜハッピーなのか」と内容については批判もあった。
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