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宮本恒靖会長 ファン、サポーターへ異例のお願い「最終予選のピリピリした空気つくって」

スポニチアネックス / 2024年10月15日 22時41分

日本サッカー協会の宮本会長

 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本1―1オーストラリア(2024年10月15日 埼玉スタジアム)

 サッカー日本代表(FIFAランク16位)は15日、26年W杯北中米大会アジア最終予選でオーストラリア代表(同25位)と1―1のドロー。途中出場のMF中村敬斗(Sランス)が1点リードを許した後半31分に相手のオウンゴールを誘発。勝ち点1獲得したが開幕4連勝を逃し、同予選初失点&国際Aマッチでの連続無失点が6試合(没収試合のぞく)でストップ。一方で日本代表国際Aマッチ歴代1位となる25試合連続得点という新記録を樹立した。

 試合を視察した日本サッカー協会の宮本恒靖会長は「どの試合でも勝てるわけではなくて、最終予選になって相手もしっかりと守備をしてくる。勝ち切るのは難しいが、負けなかったのは大きい。10月の2試合で(勝ち点)4なので。強い相手にはいいと思う」と日本代表の戦いを評価した。

 オーストラリア戦のチケットは完売。日本代表はホームの大声援を浴びて戦ったが、宮本会長は「今日の試合に限って言うと、スタジアム全体で最終予選であるというピリピリした空気(がなかった)」と指摘。例えば自分がサウジに行って感じたのは、相手のファン、サポーターの圧力があったのは事実」と話し、約5万6000人が埋め尽くし、異様な雰囲気となったアウェーの戦いについて回想した。

 

 「そういう空気を皆さんの協力でつくれたら。前半は選手のプレーに見入ってくれている感じだったので。それはそれでありがたいですけどね」と、日本のファン、サポーターへお願いした。

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