第3戦先発のドジャース・ビューラー 気温10度以下でも平気「寒い中での投球が大好き」

会見で報道陣の質問に答えるビューラー（撮影・沢田　明徳）

　1勝1敗となったナ・リーグ優勝決定シリーズは16日（同17日）の第3戦から、舞台をメッツの本拠シティ・フィールドに移して3連戦が行われる。両チームは15日（日本時間16日）、同球場で練習を行った。

　第3戦に先発するドジャースのウォーカー・ビューラー投手（30）はパドレスとの地区シリーズ第3戦では5回6失点。2回に味方の拙絡みで6点を失ったものの、3回以降は粘り強く投げた。この日の取材対応では「プレーオフの試合はどれも重要。ラウンドはそれほど重要ではない。私たちにとっては勝ち進んだことがより大きな意味を持つ」と話しながらも、「東海岸と西海岸、ロサンゼルスとニューヨークの試合は最高。明日はここで盛り上がると思う。何よりも興奮するのは、騒音と興奮。そして、すべての投球で感じる生きるか死ぬかの感覚が、本当に好きになった」とメッツ戦への意気込みを語った。

　第3戦は午後8時8分の開始で、気温は10度以下になることが予想される。ロサンゼルスと比べて約10度低い環境となるが、「個人的に寒い中での投球が大好き。なぜかは分からない」とコメント。「大学（バンダービルト大）時代のある年、最初の10試合は気温がマイナス1度以下の日もあった。少なくとも慣れている。ロサンゼルスで投げる方が少し難しいくらい」と説明した。