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13歳三浦由楽 ツアーデビュー 父はサッカー元日本代表淳宏氏「過信しないように」

スポニチアネックス / 2024年10月16日 4時47分

父・淳宏氏の見守る中、バンカー練習するアマの三浦由楽(撮影・井垣 忠夫)

 賞金総額2億円を誇る秋のビッグトーナメント「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」はあす17日から4日間、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で開催され、サッカー元日本代表・三浦淳宏氏(50)の長女でアマチュアの三浦由楽(ゆら、13=兵庫・カナディアン・アカデミー)がツアー初出場する。FKの名手として活躍した父譲りの運動センスで、プロのトーナメントに挑む。

 13歳でツアーデビューを果たす由楽は「推薦をいただき感謝しています。最後まで諦めず楽しんでやりたい」と緊張気味に話した。

 父・淳宏氏は横浜F、横浜、東京V、神戸、横浜FCでプレーし、引退後は神戸監督などを務めた。母の大竹夕魅(ゆみ)さんも双子の姉・七未さんと読売ベレーザ(現日テレ東京V)で活躍した元サッカー選手。ゴルフ好きの父の影響で6歳でクラブを握った。両親が打ち込んだサッカーやバレエの経験もあるが、東京五輪で稲見が銀メダルを獲得した姿を見て「五輪で優勝して金メダルを獲りたい」と本格的に取り組むようになった。

 今年、兵庫県三木市にある「ゴルフアカデミー中島」に入門し、上田桃子らを育てた中島敏雄プロの下で練習し体力も技術もレベルアップ。身長が1年で16センチ高くなって1メートル65、飛距離は240ヤードに伸びた。

 淳宏氏と一緒にラウンドすることもある。約1年前には2人とも70で回りベストスコアを更新したが、由楽はその後急成長し先月には65をマークした。

 平日はインターナショナルスクールに通い、練習場で1時間~1時間半ショットを打ち、人工芝を敷き詰めた自宅の部屋でパット練習、素振り100回を行うのが日課。週末はアカデミーで腕を磨く。プロを目指しており「海外に行って世界のトップで活躍したい。目標はネリー・コルダ選手」と世界ランク1位に憧れている。

 練習を見守った淳宏氏は「サッカーとは違うので教えるのはメンタルのことだけ。僕の座右の銘は“自信と過信は紙一重”。過信しないようにと言っている。最後まで一生懸命やってほしい」と愛娘にエールを送った。

 マスターズGCはよく回っておりコースの特徴も分かっている。由楽は「頑張ってパープレーで回りたい」と目標を掲げた。

 ◇三浦 由楽(みうら・ゆら)2011年(平23)1月16日生まれ、横浜市出身の13歳。父・淳宏氏の影響で6歳の時にゴルフを始める。名前の由来は「自由に楽しく生きてほしい」(淳宏氏)。好きなクラブは1W。平均飛距離は240ヤード。ベストスコアは65。1メートル65。 

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