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【一問一答】大谷翔平が語る打撃のズレ「スイングしにいった時にファウル、ポップフライになる傾向が強い」

スポニチアネックス / 2024年10月16日 9時30分

会見で報道陣の質問に答える大谷(撮影・沢田 明徳)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の試合会場ニューヨークのメ軍の本拠地シティ・フィールドで前日会見に臨んだ。ド軍はその後全体練習を行ったが、大谷は室内調整に終始した。

 会見した大谷との一問一答は以下のとおり。

 ――走者の有無で相手のアプローチが違うと以前に話していた。打順を変えることについて。

 「攻めに関しては特に気にしていない。本当にどの攻めでもやること自体は変わらないので、これはシーズン中からずっと言ってきていることではあるので、それ自体を大きく変えることはないですし、打順に関しては僕の仕事ではないので、チームとしてどういう方針でいくのかというところは、柔軟に自分自身はその時になったら対応できればいいのかなと思います」

 ――ベッツ選手は調子が悪いとオープンに報道陣に話す。大谷選手自身も打てない時に不安になったりマイナス思考になることはあるか。

 「結果はもちろんそうですけど、それよりもやっぱり自分のフィーリングというか、自分の感覚が一番だと思うので、感覚が良くて結果が出ていない時っていうのはそこまで気にする(ことはない)、運の要素の方がどちらかというと強かったりするので、そこは除外すると思うのかなと思いますし。結果が出てない要因として感覚が悪いのであれば、それは修正する必要があるので、練習するなり、その感覚を取り戻す、何かいい方法、それがフィジカルの場合もあるので、どこが原因なのかっていうのを改善する必要があるかなと思います」

 ――大谷選手の打席で相手チームの三塁手が三塁線を空けているが、左方向を狙う考えは。

 「シチュエーションによりますね。それが一番、そのシチュエーションで効果的ならもちろんやりますし、それはまあ時と場合に、もちろん戦術なので、チームの方針もありますし、それは時と場合によるかなと思います」

 ――デーブ・ロバーツ監督はボールゾーンを追いかけていると話していたが、そう思っているか、どう改善していくか。

 「ストライクゾーンの管理についてはそこまで大きくずれていないかなと思います。どちらかというとストライクゾーンで自分がスイングしにいった時にファウルになる、ポップフライになるというパターンの方がどちらかというと傾向が強いと思うので、ストライクゾーンの管理というよりはストライクゾーンにきたときに振ったときのアプローチの方(が改善点)かなと思います」

 ――WBCとポストシーズンの違い。WBCの経験を生かせるか。

 「短期決戦という意味では同じですけど、なんというか、捉え方は違うというか、1年間、長いこと、こうシーズンで一緒に戦ってきたチームメート、ファンの人たちもそうですし、その人たちと最後にやる短期決戦と、ある意味、一気に集まって国を代表するWBCとでは少しこう試合の雰囲気、チームの雰囲気というのも多少違うかなと思います」

 ――バリー・ボンズ選手、アレックス・ロドリゲス選手、アーロン・ジャッジ選手もレギュラーシーズンで結果を残したが、ポストシーズンでなかなか結果が出ず苦しんだ経験がある。自分にプレッシャーをかけすぎていると思うか。

 「どうなんですかね。そういう選手たちと自分がまず一緒かどうか分からないですし、そういう選手たち…僕は初めてのポストシーズンで、そこまで多く語ることないですけど、当然、相手の投手もそのチームの中でもトップクラスですし、チーム自体もリーグの中でもトップクラスのチームなので、それだけレベルが高い投手の中から安打、本塁打を勝ち取っていくのは、それだけ難しい作業ではあるので、なおかつそういう選手たちというのは、必ず一番ケアをされるポジションにいますし、なかなか難しいとは思うんですけど。僕は今年それが初めてなので、今のところは自分のやれることを精一杯やりたいなという気持ちで戦っているので、明日に向けて、終わった試合は最後に振り返ればいいなと思っているので、明日に切り替えて全部頑張りたいと思います」

 ――現在のスイングの状態は。改善ポイントは。

 「感覚自体は悪くないと思っているので。大きく変えるよりは、シーズン中に良かったポイントをしっかりと継続していくというのが、この短期においては、結果を残していく上で大事かなと思うので、それをきょう、明日とまたやりたいなと思っています」

 ――大谷選手と同じくMVP候補に挙がるメッツのリンドア選手について。

 「レギュラーシーズンからチームを引っ張っていると思いますし、それだけ素晴らしい選手ですし、会えば笑顔であいさつして、素晴らしいグッドガイですし。はい、僕も好きな選手の一人ではあるので、ただレギュラーシーズンとポストシーズンは全く別ものではあると思うので。変な話、僕がレギュラーシーズンで残した成績というのも関係ないですし、そこはポストシーズンに自分自身も引っ張ることなく、ポストシーズンはポストシーズンで、本当にチームが勝てればそれでいいという、そういう気持ちで、リンドア選手もそういう気持ちでやっていると思いますし、お互いがそういう気持ちで素晴らしい試合ができればなと思います」

 ――初めてのポストシーズン7試合を通して改めて感じること。

 「うーん…なんですかね。まあ楽しかったなという。負けた試合も含めて素晴らしい緊張感の中でプレーできる喜びというか、この時期まで野球ができているというそういうい喜びをまず感じていますし、また明日も試合ができる。きょうしっかりと調整して、健康な状態で明日も野球ができるというところに自分自身は喜びを感じているかなと思います」

 ――時差のある東海岸に長時間をかけて移動したが、飛行機内の過ごし方は、ここにくるまでの過ごし方。

 「ゆっくり寝たりとか。さっきまでずっと寝ていたので。まだ今も眠いぐらいの感じですね」

 ――睡眠はシリーズの中でどれぐらい取れているか。睡眠の管理について。

 「睡眠は取れていますね。向こう(西)にいくより。東に来る方がきついと思うので、きょうと明日の睡眠が一番、試合のパフォーマンスの中で大事かなと思います。質よりどれだけ寝たかを僕は気にしているので、寝れば寝るほど自分の中ではいいかなと思っています」

――明日の先発セベリーノ投手はダルビッシュの攻めを参考にすると。

 「一番は自分のやることを変えないことかなと思います。ダルビッシュさんとの対戦に関しては、自分の過去のイメージとのギャップであったりとか、そういうところのズレが、こう打席の中でファウルになったりとかに多少タイミングが早かったりとかそういったところに出ていたと思うので。セベリーノ投手に関してもあまり多く対戦していないので、本当に第1打席の印象をしっかりと新鮮に受け止めて、次の打席、次の打席にしたいなと思います」

 ーーネクストバッターズサークルで空中にスプレーをしてバットグリップを滑らないようにするルーティンは。単に滑らないようにするためか、それとも他に意図があるか。

 「バットが滑らないようにスプレーしています」

 ――ニューヨークの印象。以前はあまり街に出ていないと話していた。

 「前回来た時に由伸とか、日本人の方と一緒にご飯を食べたくらいです。そのあとはMVPの発表の時に、来させてもらったりとかくらいなので、後はバスから眺めているくらい感じでいしか印象がないというか。まだどこかにいったりとか感じはないですね」

 ――良い緊張感の中で7試合を過ごした。プレーオフの戦いの中でのチームの雰囲気。

 「チームの雰囲気…ポストシーズンとレギュラーシーズンは違うなというのは、そこが一番感じるので、地区シリーズもパドレスの本拠地サンディエゴに行ってやりましたけど雰囲気も素晴らしかったので、今回もニューヨークにこうやって敵地で来てどういうふうな感じなのかなというのは、また僕はそれはそれで初めてのことなので楽しみにしています」

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