1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「光る君へ」いと慟哭にネットもらい泣き「天国から地獄」信川清順も惟規ロス「放送がなかったらいいのに」

スポニチアネックス / 2024年10月16日 10時31分

大河ドラマ「光る君へ」第39話。いと(信川清順)は“若様”藤原惟規の悲報に…(C)NHK

 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月13日、第39話が放送され、12年ぶりの大河出演となった俳優の高杉真宙(28)が好演してきた主人公・まひろの弟・藤原惟規の最期が描かれた。愛すべき今作屈指のムードメーカーとの別れ。涙の視聴者が相次ぎ、インターネット上には「惟規ロス」が広がった。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第39話は「とだえぬ絆」。中宮・藤原彰子(見上愛)が2人目の皇子を出産。次期皇位をめぐり、公卿たちの思惑が入り交じる中、藤原道長(柄本佑)は自身の血を引く天皇の誕生を意識し始め、藤原伊周(三浦翔平)の体調悪化の噂が宮中で広まる。一方、帰省中のまひろ(吉高由里子)が久しぶりに家族団らんを楽しんでいると、藤原賢子(南沙良)の父親が道長であることを、藤原惟規(高杉真宙)が藤原為時(岸谷五朗)にバラしてしまう。真実を知った為時は…という展開。

 寛弘8年(1011年)、惟規は従五位下に昇進。いと(信川清順)は「いつかこういう日が来ると思って」、密かに赤の束帯を準備していた。

 惟規「いとは、俺が赤い束帯を着るほど、偉くなると思ってたんだな」

 いと「幼き日より、私がお育て申し上げたのでございますよ」「上向いてまいりましたよ、ご運が」

 2人は涙の抱擁を交わした。

 春の除目。為時が越後守に任じられ、越後には惟規が同行。「私は今、都にはいたくないのです」。斎院の中将(小坂菜緒)に「ひどい振られ方をしましたゆえ、気分を変えに越後まで父上を送ってまいります」と明かした。

 越後への道中。惟規は突然、激しい腹痛に襲われる。越後国府に到着し、為時は医師を呼んだ。

 惟規は筆を手に取るが、為時の腕の中で力尽く。「惟規…惟規!」。為時は愛息の名を泣き叫んだ。

 惟規の辞世の歌が届く。いとは慟哭、賢子も涙。まひろは「ここで力尽きたと、父上が。

都にも、恋しい人がたくさんいるゆえ、何としても、生きて帰りたいって」。乙丸ときぬも嗚咽。まひろは賢子に抱かれ、泣き続けた。

 「都にも 恋しき人の 多かれば なほこのたびは いかむとぞ思ふ」(惟規の声)

 惟規が越後へ向かう途中で病にかかり、到着後に亡くなるのは「今昔物語集」などに伝わる説話通りの展開。辞世の歌は「後拾遺和歌集」に採録されている。

 SNS上には「これからって時に惟規…いとさん、天国から地獄だよ」「いとの慟哭にもらい泣き」「いとさんの全身全霊の喜びと悲しみが伝わって、泣かずにはいられませんでした」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

 いと役を好演している女優の信川清順はオンエア翌日、自身のSNSを更新。「昨日は第39回の放送がなかったらいいのに!と思うほど、1日、朝から胸がモヤモヤしておりました。若様、言葉がありません。太陽みたいに照らしてくれた若様のあふれんばかりの愛がまひろ様、賢子様、為時様、乙丸、きぬ、そして、いとを包んでくれますように」とつづった。

 次回は第40話「君を置きて」(10月20日)が放送される。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください