ヤンキース・ジャッジ 勝利呼ぶ26打席目の待望一発に本拠大興奮 接戦制し2連勝!ア・リーグ優勝決定S
スポニチアネックス / 2024年10月16日 12時7分
◇ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ヤンキース6ー3ガーディアンズ(2024年10月15日 ニューヨーク)
東地区優勝のヤンキースが中地区優勝のガーディアンズを破り、対戦成績を2勝0敗とした。
チームを勝利に導いたのは眠れる主砲・ジャッジだった。初回無死一、三塁、絶好機で打席へ。ガーディアンズ先発・バイビーのカットボールに詰まらされ、内野への飛球を打ち上げたが、これを遊撃手・ロチオが落球。幸運な形での先制点を導いた。
2―0で迎えた2回1死二、三塁からの第2打席では前打者・ソトが申告敬遠で歩かされる屈辱を味わいながらも、確実に中犠飛を放って加点。そして4―2の7回1死一塁の場面で待望の一発は生まれた。
4―2で迎えた7回1死一塁、ガーディアンズ7番手・ギャディスの投じた95マイル(152.9キロ)高め直球を完璧に捉えた。打球は高く大きな弧を描きバックスクリーンへ。今PSでは26打席目、22年のガーディアンズとの地区シリーズ第5戦以来、PS通算14本目となる一発。打球速度113.3マイル(182.3キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)、角度37度の美しい放物線。主砲の目覚めの一発に本拠スタジアムに詰めかけたファンは総立ちで大歓声を送った。
先発した昨年のサイ・ヤング賞投手のコールは序盤からスコアボードに「0」を並べたが、5回に相手打線につかまり2失点。それでも後を受けた4人のリリーバーが確実につなぎ、リードを守り切った。
ヤンキースは09年に世界一に輝いたが、以降はワールドシリーズ進出すらなく、リーグ優勝決定シリーズでは5連敗中。投打がかみ合い、主砲に本来の打撃力が戻りつつある現状。“鬼門”の突破も、15年ぶりの頂点も視界に入ってきた。
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