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ジャッジ、大観衆の熱狂呼ぶ待望の一発「喜んでもらえて興奮した」 PS初本塁打でALCS2連勝

スポニチアネックス / 2024年10月16日 13時53分

7回1死一塁、今ポストシーズン初本塁打を放ち、ベンチで笑顔を見せるヤンキース・ジャッジ(AP)

 ◇ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ヤンキース6―3ガーディアンズ(2024年10月15日 ニューヨーク)

 ア・リーグ優勝決定シリーズは15日(日本時間16日)、ニューヨークで行われ、東地区優勝のヤンキースが中地区王者ガーディアンズを6-3で下して2連勝を飾った。シリーズは17日(同18日)の第3戦より舞台をクリーブランドに移す。

 ヤンキースの主砲・ジャッジがついに目を覚ました。4-2とリードして迎えた7回1死一塁。ガーディアンズ7番手・ギャディスの投じた95マイル(152.9キロ)の速球を捉え、バックスクリーンへと突き刺さした。今プレーオフではこの試合まで打率.133(15打数2安打)0本塁打6三振と不振にあえいできたが、ポストシーズン5戦目、26打席目にして飛び出した一発は47054人の観衆を熱狂させた。

 試合後、ジャッジは笑顔で胸を張って振り返った。「私たちが得点するといつでもこの場所は爆発する。特別だよ。野球界でも他には類を見ない。喜んでもらえて興奮したよ」。2回1死二、三塁からの第2打席では、打点、本塁打の2冠を獲得し、MVPが濃厚にもかかわらず、不調を受けて前打者・ソトが申告敬遠で歩かされた。屈辱的な経験にもかかわらず、確実に中犠飛を放って加点。「(ソトは)好調だから驚きはしなかった。ダブルプレーを取ろうとしたんだろう。私だって敬遠したよ(笑)」と笑い飛ばす度量をみせた。

 2年前のプレーオフでもいい結果が出せず、シーズン中は打ちまくっても秋に沈黙する主砲への風当たりは強くなりつつあった。それでもジャッジは「自身がコントロールできることに集中しなければいけない」と冷静に語る。「過去にもブーイングされたことはある。多くのレジェンドがここではブーイングされてきた。ファンは私たちに勝って欲しいだけなんだ」とせっかちになりがちな地元ファンに理解を示し、2009年以来の世界一に向けて勝ち続けることを誓っていた。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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