日本ハムがスカウト会議 上位候補に明大・宗山、福岡大大濠・柴田らか 栗山CBO「二刀流も作らないと」

栗山英樹氏

　日本ハムは16日、都内でスカウト会議を開き、今秋ドラフト候補として高校生、大学・社会人を中心に約100人をリストアップし、上位候補を確認した。

　みずほペイペイドームで取材に応じた栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（CBO）は「上位候補はしっかり話し合った。みんなが言っているような上位の選手の評価は終わっている。二刀流の選手も作らないといけない感じもある。どういうものがファイターズらしいのか時間を掛けて議論した」と説明。1位候補には、広島が1位指名を公表した明大・宗山塁内野手（21）のほか、福岡大大濠の最速149キロ右腕で、打者でも高校通算19本塁打の柴田獅子（れお）投手（18）を挙げたとみられる。

　また、栗山CBOは1位指名の決定について「最終的にはギリギリまで引っ張る。（個人的に）気になる選手はいるし、それで1位の勝負ができるのか、ということも含めて話した」と語った。リストの内訳は高校生約50人、大学生約30人、社会人と独立リーグ約20人で、北海道関係の選手は5人程度という。