日本ハム・矢沢 1番抜てき応えた!「バットに当てて、全力疾走」俊足飛ばして同点のタイムリー内野安打

パCSファイナルS＜ソ・日＞3回、適時内野安打を放つ矢沢。投手・有原（撮影・岡田　丈靖）

　◇パCSファイナルステージ第1戦　日本ハムーソフトバンク（2024年10月16日　みずほペイペイ）

　「2024　パーソルクライマックスシリーズ（CS）　パ　ファイナルステージ（S）第1戦」が16日に行われ、日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手（24）が3回に同点打を放った。

　1番抜てきに応えた。1点を追う3回1死二、三塁、矢沢はソフトバンク・有原の4球目に食らいついた。三塁線へのボテボテの当たりだったが、俊足を飛ばしてタイムリー内野安打となった。

　「バットに当てて、全力疾走。ただそれだけです」と振り返った。

　投打二刀流2年目。今季序盤は昨オフの右手首手術の影響も考慮し、「投手」に専念。6月7日のヤクルト戦では延長10回に救援し、プロ初勝利を挙げた。「打者」としては9月21日に1軍初昇格。CSファーストSでは出番なし。有事にそなえて、ブルペン投球も行っていた。