五十嵐亮太氏 「終わっちゃうのかな」と心配した日本ハムの選手 後半大活躍で「安心した」

五十嵐亮太氏

　日本シリーズ進出を懸けた「2024　パーソルクライマックスシリーズ　パ」のファイナルステージが16日に開幕。4年ぶりにリーグ制覇を成し遂げたソフトバンクが2位の日本ハムと対戦した。この試合を生配信したDAZNの「FANZONE」にヤクルトやソフトバンクでも活躍した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏(45)が生出演。日本ハムの清宮幸太郎内野手について言及する場面があった。

　ルーキー時代から注目されながらもなかなか結果を出し切れなかった清宮。プロ7年目となった今季も春季キャンプ直前の左足首捻挫で、開幕2軍と出遅れた。前半戦最後となった7月21日のロッテ戦で2本塁打を放つと、後半戦は一気に状態を上げて15本塁打を放ち、規定打席には届かなかったが、自身初の打率3割でシーズン終了。

　CSファーストステージで3位ロッテを破ってファイナルステージ進出決めた第3戦目の試合後には「えっと…。大好きなファンの皆さまと、チームのみんなとまだ野球ができると思うと幸せだなと思います」と涙を流した。

　五十嵐氏は「本来の力がこれなんでしょうけど、後半一気にきましたね」と今季の清宮を回顧。7年間なかなか結果を出し切れなかった清宮は「これまでの選手なのかもしれない」と感じていた部分もあったという。

　「僕の中で正直、すごい選手は早い段階から結果を残すイメージがあった。清宮がここまで上がってこないとこれまでの選手で終わっちゃうのかなとちょっと感じてたところがありました。7年かかりましたけどそんなことありませんでした。安心しました」とコメントした。