レッドソックス・吉田正尚 右肩を手術、成功 球団が発表 シーズン通じて痛み…回復目指す

取材に応じるレッドソックス・吉田正尚（撮影・杉浦　大介通信員）

　レッドソックスは16日、吉田正尚外野手（31）が右肩関節唇修復手術を受けたと公式サイトで発表した。

　3日に米マサチューセッツ州の病院で手術を受け、無事成功した。

　吉田は9月29日（日本時間30日）、今季最終戦となるホームでのレイズ戦では先発から外れ、試合前に日本メディアを相手に今季を総括。「肩がちょっとあまり良くなかった。キャンプからずっと」と、右肩を故障していることを明らかにしていた。

　シーズンを通じて右肩の痛みに悩まされたといい「（手術は）あり得ると思います。もうそれまでのことは全部やりました。こっち（米国）でやると思います」と近日中に手術を受ける可能性に言及していた。

　メジャー2年目の今季は108試合に出場し10本塁打、56打点、打率.280だった。ほぼDHに専念し、外野守備についたのは1戦のみ。また今季通算14死球と死球禍に苦しみ、9月27日（同28日）のレイズ戦でも第1打席で右肩に死球を受け、そのまま試合に出続けたが同28日（同29日）の試合は欠場していた。