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川崎F・鬼木監督が退任「いつか離れる決意あった」 後任は長谷部茂利氏や外国人も視野

スポニチアネックス / 2024年10月17日 4時31分

昨年の天皇杯優勝を喜ぶ川崎F・鬼木監督(中)(撮影・西海健太郎)

 川崎Fは16日、鬼木達監督(50)が契約満了に伴い、今季限りで退任すると発表した。コーチから昇格して就任1年目の17年にJ1初優勝し、18年に連覇を達成。20、21年も連覇するなど攻撃的スタイルで黄金期を築き、優勝4度はJ1監督で最多。天皇杯2回、ルヴァン杯1回を合わせた主要7冠もオリヴェイラ氏(鹿島、浦和)に並ぶ最多記録だった。

 日本代表の三笘、田中、守田ら主力の海外移籍が相次いだ近年もタイトル争いを継続。ただ故障者続出の今季はリーグ戦で10位にとどまるなど無冠が確定。鬼木監督は「監督を始めた瞬間から、いつかクラブを離れる決意はあった。長くやってきた中で責任を取れるのは自分しかいない」と語った。ルヴァン杯準決勝前にクラブ側との話し合いで退任が決まった。後任にも攻撃スタイルの継続を求める方針。OBで福岡の監督を今季で退く長谷部茂利氏やブラジル人ら外国人指揮官も視野に候補を絞り込んでいくことになりそうだ。

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