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名門東海大柔道部から史上初各界入り ウルフの動画撮影がきっかけ 160キロ・岡田綾太朗「幕内目指す」

スポニチアネックス / 2024年10月17日 4時33分

<岡田綾太朗 高田川部屋入門会見>フォトセッションに臨む岡田綾太朗(左)とウルフ・アロン(撮影・松永 柊斗)

 名門の東海大柔道部に所属する岡田綾太朗(4年)が16日、大相撲の高田川部屋に入門することを表明し、神奈川県平塚市の東海大で会見した。数々の五輪金メダリストを輩出した同大柔道部からの角界入りは初めてで異色キャリアの力士誕生となる。

 体重160キロ。席につくとジャケットのボタンが外れるほど立派な太鼓腹を持つ岡田は22年東京学生体重別選手権男子100キロ超級で3位の実績を持つ。「高田川部屋に稽古に行かせてもらい、相撲の厳しさ、楽しさ、柔道との違いを肌で感じることができた。幕内を目指したい」と意気込みを語った。

 同部OBで東京五輪金メダルのウルフ・アロン(28)が今年初め、YouTubeの撮影で高田川部屋を訪問。その際「力士体形の岡田を(一緒に)撮ったら面白い」と同行させたことが入門のきっかけになった。ウルフは会見にも同席し「圧力も突進する力もある。応援したい」とエールを送った。

 師匠となる高田川親方(元関脇・安芸乃島)は「東海大柔道部は柔道の頂点。相撲は素人だが、ポテンシャルが高い。柔道部の名を汚さないように頑張ってほしい」と期待する。11月の九州場所の新弟子検査を受け、初土俵を踏む。 (仁木 弘一)

 ◇岡田 綾太朗(おかだ・りょうたろう)2002年(平14)5月11日生まれ、島根県出雲市出身の22歳。5歳から柔道を始め、松江二中から兵庫・育英高に進学。東海大体育学部武道学科に入学し、2年時に東京学生柔道体重別選手権大会100キロ超級で3位入賞。相撲経験はなし。2年先輩には高田川親方の長男・堅盛さんがいる。1メートル76、160キロ。

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