1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神・藤川監督語録】弾丸スケジュールに「自分がしっかり見ないと。人任せにはできない」

スポニチアネックス / 2024年10月17日 5時18分

阪神の藤川球児新監督

 阪神の藤川新監督が16日、兵庫県西宮市の球団事務所で球団首脳と会談した。秋季練習、秋季キャンプの詳細を詰めた。24日に控えるドラフト会議の候補選手の報告も受けた。報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ――かなり長時間、話し合った。

 「そうですね。オフにある、球団としてやらなきゃいけないことがたくさんあるので。そこの報告と確認と対応と、対策も含めてですね」

 ――煮詰まっている部分もあれば、引き続きやらないといけないことも?

 「ほとんどが引き続きやらなきゃいけないことだけですね。プロ野球界にとってのイベントがあるので、それに向けて各チームから報告を受けて、というところですね」

 ――イベントの一つにドラフト会議もある。

 「もちろんですね。楽しみにしといてもらはなきゃいけないし、タイガースに入って大活躍してもらいたいところがあるので。スカウトの皆さんも必死に訴えかけてきてくれるので。その日が楽しみですね」

 ――チームの補強ポイントも絞れている。

 「それは、スカウト部長からもあったように、口外しないとおっしゃっていたので。僕としては情報を聞いたところ。たくさん素晴らしい選手がいるというのを、きょう改めて見て、楽しみだなというのと、ここから何人と思ったりとか。やっぱり未来のある選手たちを預かる可能性があるので、丁寧に一つずつ話を聞いていました」

 ――秋季練習や秋季キャンプの話し合いは?

 「最後にさせていただきました。僕としてはすごく大事な、高知キャンプがありますから。地元のみんなに喜んでほしいし、それから関西からも行ける場所なので、フィーバーを起こしてほしいというところで、実戦もやろうと思ってますから」

 ――実戦をする。

 「やります。やっぱり地方で野球をしている子どもたちに、プロの素晴らしいプレーを見てほしいというのもあって。子供たちとか、オフでも野球が見られるという喜びも。(選手は)鍛えている中なので(出場に)制限はかかりますけど、ぜひ見てほしいと思います」

 ――実戦は春のキャンプにつながるか。

 「若い選手がフェニックスでプレーしていますけど、僕自身はプレーを実際、近くで見たことがない。そういう意味では、そこでスイッチも入るだろうし。まあ、(秋季キャンプは)フェニックスリーグやったあとなので、少し休んで、いいスイッチがすぐ入ると思う。そういう状態で見たいなと。(秋季キャンプでは)試合と、試合というか実戦と、強化と。あとは意思の疎通ですね。ここが一番大事かなと思います」

 ――安芸にいくメンバーは今日(16日)絞り込んだか。

 「僕を含めた新しい首脳陣の方々と全体で話し合って、決まっていくんじゃないでしょうか。僕1人で決めることはないです」

 ――フェニックス・リーグ、秋季練習を見た上で判断するか。

 「明日(17日)は和田(2軍)監督をはじめ、2軍の首脳の方とお話をしたりとか。選手のプレーを見させてもらって、シーズンが終わったところでどれだけやる気が出ているのか、それとも惰性でやっているのか、見た方が選手はスイッチが。僕も若いときの記憶では監督に見に来てもらった方がうれしかったし、そういうところでは、飛んでいきたいというところですね」

 ――若手主体のフェニックスだが、アピール次第ではというところあるか。

 「まだ秋ですから、来年は早いですけど、当然、すごく能力が高い若い選手が入って来ているのももちろん知っていたので。育成のどのレベルに今いるのかもわかっている。期待を持って見に行きたい。若さがあふれるフェニックスリーグ、秋季練習、秋季キャンプにつながってほしいと思っていますね」

 ――あす明後日はどこを見たいか。

 「やっぱりスイッチが入ってるかどうかですね。試合なので惰性でやることはないと思うので、いかに集中しているかというのは見てとれるので。自分もそういう目で、期待の目ですね。厳しい目というのは実は全くなくて、いいいとこ見つけようかと思って行きます」

 ――何人かの選手がクラブハウスを訪れたが会ったか。

 「全く会えてないです。本当なら今すぐにでも会いたいですけど、ミーティングをしていたので。本当は(選手が)いたらすぐに会いたいし、電話もしたいけど。誰かだけとなると自分も中途半端になるので。会えば普通に話はしますけど」

 ――組閣の進捗は順調か。

 「そうだと思います。まだクライマックスもやってますし、いろんなことがあると思いますけど、いつ始まっても大丈夫だと思います。まず自分がしっかり把握して、あまりスタートの段階で皆さんに迷惑がかからないようにというのは冷静に判断したいと思います」

 ――昨日(15日)、就任会見を終えて明日(17日)宮崎と精力的な動き。時間を無駄にしたくない。

 「それが当たり前なんだと思います。やっぱりそれしかできないのかもしれないし、見る目っていうのを、自分がしっかり見ていかないと、人任せにはできないので、そこだけは、そういう仕事ですから、大丈夫だと思います。行かせていただきます」

 ――安芸キャンプで実戦。1試合だけか。

 「いや、やっぱり週末ね。たくさんのファンの方が来られるような日に、選手たちに頑張ってもらいたいし。その中でも若手の活躍は、ファンの方にとってもすごく大事なところなので。アピールしたいと思っているコンディションがいい選手がたくさんいると思うので、後は現場でコーチを話をして、1軍で出てない選手がたくさんいますから、それを見たいなと。僕が、遠い昔ですけど、試合があった時のアピールの仕方とか考えたもんだなというのがあって。その中でうまくいったとかいかないっていうのも、若いなりに経験してほしいっていうのがありまして」

 ――11月2、3、4日のあたりでもう実戦する? 

 「詳しいですね、曜日感覚が。僕はスケジュール感がそこまで…。週末に試合を何回できるかは、選手たちの状態、明日から行ってみて、そういうことを伝えるかもしれない。ただ、和田監督やコーチと話して、難しければなくなるかもしれないです。また明日でも聞いていただけたら」

 ――実戦はプロ相手の対外試合か。

 「それも結局、スタッフの方と話をして。ただ、実戦はしたいと。それは選手たちの緊張感と両方相まって、安芸市の方も喜ぶし。何のためにプロ野球のキャンプがあるかっていうのを。野球界として素晴らしいプレーを見てもらいたいというのもあります」

 ――今日それを伝えたのか球団に。

 「僕がそれを決めて構わないということなので。自分の若い時を見ても、試合がないことよりも…。やっぱり選手はアピールしたいと思いますけどね、正直」

 ――ファイティングドッグスとも試合を?

 「野球教室を一緒にやるのを分かってますけど。地域と一緒に盛り上がるっていうのは、(ファームが移転する)今度の尼崎の話もそうですけど、全てすごく大切だと思うので。決して興行的にやるわけではなくて、地域の元気とか、野球がスポーツが何のためにあるかっていうのは大事だと僕は考えているので。選手は絶対に分かっていると思う。野球教室を受けた選手もたくさんいるのでね、実際」

 ――藤川監督も野球教える?

 「当然です。僕は毎年行かせていただいてますし、二神広報も高知県出身ですから。栄枝もそうだし、森木もそうだし、地元って僕たちの時代もとてつもなく大事。岡田監督も門別、茨木を(故郷の)北海道で起用したことを、今考えても浮かんでくるし。そういうのは大事なんじゃないかなと思います」

 ――楽しみ。

 「楽しんでもらえるように丁寧にチームを見て、決して選手たちに無理のないようにするんで、みなさんに来ていただいて元気とね、高知の秋を楽しんでほしいと思います。秋の季節なんで。食べ物もそうですし。とりあえず明日からフェニックスに行くんで」

 ――高知出身の阪神監督は初めて。

 「知らなかったですね、大先輩に恐縮ですね。(高知県は)タイガースファンが多いし、今、阪神タイガースだけじゃなくてオリックスが強ければオリックスファンの子どももいるし。常に阪神の帽子をかぶってもらえるぐらい頑張りたいし。高知ファイティングドッグスの帽子をかぶっている子どもさんたちもいるので。それがなぜかというところをもう一度、おごることなく球団として考えていきたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください