大谷翔平に被弾したメッツの救援右腕「彼の得意なスポットに…」リンドア「今日は潔く脱帽」
スポニチアネックス / 2024年10月17日 13時29分
◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ドジャース8-0メッツ(2024年10月16日 ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席でポストシーズン第2号となる一発を放った。
4ー0で迎えた8回1死一、二塁。相手3番手・メギルの2球目、内角カットボールを完璧に捉えると、打球は右翼ポール際へ。切れずにスタンドインしたことを確認した大谷はベンチを指さし、ドヤ顔を見せてダイヤモンドを一周した。この一発は打球速度115・9マイル(約186・4キロ)、打球飛距離410フィート(約125メートル)、打球角度37度を記録する一発となった。
ポストシーズン(PS)での本塁打はパドレスとの地区シリーズ第1戦以来、7試合ぶり。スタメン発表の際に大ブーイングを浴びせた敵地ニューヨークのファンも豪快アーチに沈黙した。
大谷に特大弾を被弾したメッツの救援右腕メギルは、カットボールを右翼席に運ばれた打席を振り返り「もっと高めに投げようとした。今夜はちょっとカットが引っかけ気味でいい感じではなかった。彼の得意なスポットに投げこみ、アッパーデッキに持っていかれた」と反省した。
大谷を2打数無安打1四球に抑え、4回2/3を2失点だった先発右腕セベリーノは、この日の投球について「良かったと思う。必要な時にいい球を投げることができたと思う。でも守備面ではグラブを操れなかった。投球は良かったと思う」と分析。スミスの先制打はグラブに当ててはじいただけに「捕るべきだった。ひとつは併殺打、もうひとつは本塁へ進む選手をアウトにするべきだった。そこで2つのミスをしてしまった。併殺打を狙うゴロはボールをつかむ前に投げることを考えてしまった」と次のプレーを急いだことを反省していた。
また、無得点に終わった遊撃手のリンドアは「我々は走者を出したが還すことができなかった。彼らは継投しながら投球を実行した。我々はできなかった。今日は潔く脱帽して、明日取り戻すしかない」と気持ちを切り替えていた。
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