「日本でたくさん投げてきた」ベッツが第4戦先発の山本由伸にエール「初めてのビッグゲームじゃない」

ドジャース・ベッツ

　◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦　ドジャース8－0メッツ（2024年10月16日　ニューヨーク）

　ドジャースは16日（日本時間17日）、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に快勝。対戦成績を2勝1敗とした。第4戦は山本由伸投手（26）が先発する。

　チームは2回にスミスの適時打、エドマンの犠飛で2点を先制。6回にE・ヘルナンデスがポストシーズン（PS）通算15本目となる2ランでリードを拡大すると、8回には大谷がPS2号となるダメ押し3ラン。9回にもマンシーにソロが飛び出した。

　投げては先発・ビューラーが4回無失点と粘り、後を継いだ救援陣も力投。今PS4試合目となる完封勝利を挙げた。

　試合後、ベッツは第3戦までにチームとして計22四球を選んでいることに「どのチームもそうだけど、私たちにとってそれは大きなことだ。打席での規律が効果を発揮しているからこれを続けなければいけない」と第4戦以降も継続するべきとした。

　そして、チームについて「フロントオフィスがいい仕事をして、いいチームを作ってくれた。私たちは互いを信じ合っている。誰かが故障しても大丈夫。故障離脱した選手は代わりに入った選手を応援している。代わりに入った選手を他の8人が支えている。それがこのチームの美点だ」と今季は故障者が続出しながらもそれを他の選手が補っていることから結束力が深まっているとした。

　また、第4戦に先発する山本について「持ち球はいいし、考え方もいい。これが初めてのビッグゲームじゃない。日本でそういったゲームはたくさん投げてきた。違いもあるのかもしれないが、同じことだ」とNPB時代に日本シリーズなど数々の短期決戦を経験していることから大丈夫とエールを送った。

　ベッツはこの日、4打数1安打1四球だった。