西田敏行さん死去 松村邦洋がラジオ生放送で追悼「メールのやり取りはよく」会話では「裏話を一言」

松村邦洋

　俳優の西田敏行さんが東京都内の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。訃報を受け、お笑いタレントの松村邦洋（57）がKBCラジオ「PAO～N」（月～金後1・00）で西田さんを追悼した。

　西田さんとABCテレビ「探偵！ナイトスクープ」で共演していた松村は、番組中に訃報を知らされると「そうですか。76歳…」ともらした。

　体調が悪いという話は聞いていたのかと問われると、「なんか『ナイトスクープ』の時もちょっとこう、階段とかはあんまり使われていなかったりとか、足腰ちょっと弱いなあっていうのはあったですけれどね。でもなかなか…ちょっと『ドクターX』見ててもなんかこう動かれてるシーンが少なかったりねえ。体調ちょっとあんまり良くないのかなと思いながらも」と振り返った。

　それでも「でもねえ、西田さんってメール入れると、“見てくれてる～？日曜日、今出てるからねえ～”って言っていただいてましたね」と回顧し、「映画とかドラマとか出てるのが。やっぱり頑張ってる姿を見せれるっていうのが一番の、西田さんってそこが凄いなと思いますよね」としみじみと話した。

　「メールのやり取りはよくさせていただいてたんですけれどもね」と話し、「この間も古い作品とか見てると“あ、これ見ましたよ”というと、“あ～そうそうそうそう”って。田中裕子さんと共演した作品見てると、“あの時さ、ジュリーが好きだ、ジュリーが好きだ”ってずっと言ってたのよ。あの後結婚しちゃったのよ”とかね、そういう裏話を一言入れていただいたりねえ」と懐かしんだ。

　76歳でまだ若かったと言われると、「いやあ、若いですよね」と語った。