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国学院大のドラフト候補右腕・坂口翔颯が3番手で3回2安打1失点 511日ぶりの勝利で優勝へ望みつなぐ

スポニチアネックス / 2024年10月17日 15時15分

<日大・国学院大>国学院大3番手・坂口(撮影・五島 佑一郎)

 ◇東都大学野球 第3週第5日 国学院大4―1日大(2024年10月17日 神宮)

 エースが完全復活だ。国学院大の今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・坂口翔颯投手(4年=報徳学園)は3番手として6回からマウンドに上がり2安打1失点と好投。昨春の5月25日以来、511日ぶりに白星を手にすると「つないでもらって自分がいいタイミングで投げただけですけどね」と笑った。

 大学ラストシーズンは右肘のケガの影響で出遅れ、今月9日の中大戦が今季初登板。ここまで2イニングが最長だったが、この日は3回を投げ「球が浮いていたりしたが、徐々に修正できたことは良かった」と手応えを語った。

 チームは中大2回戦から怒濤(どとう)の4連勝で勝ち点を3まで積み上げ、22年秋以来の優勝へも望みをつないだ。

 今春は敗れると最下位が決まる最終盤から“奇跡の3連勝”で自力での1部残留を決めた。4季ぶりのリーグ制覇のためには最終週で東農大への連勝が最低条件。その上で首位を走る青学大が中大に連敗すれば優勝、1勝2敗で優勝決定戦へ持ち込むことができる。負けられない戦いは続くが、「野球がやれていて幸せ。残りも自分の結果ではなく、勝ちに貢献できる投球をしたい」と坂口。再び奇跡を起こす準備はできている。

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