三浦由楽は75「できることはやった」FKの名手・三浦淳宏氏の長女がツアーデビュー マスターズGC

＜マスターズGCレディース第1日＞11番、笑顔でフェアウエーを歩くアマの三浦由楽（撮影・井垣　忠夫）

　◇女子ゴルフツアー　NOBUTA　GROUPマスターズGCレディース第1日（2024年10月17日　兵庫県　マスターズGC＝6506ヤード、パー72）

　サッカー元日本代表・三浦淳宏氏（50）の長女でアマチュアの三浦由楽（13＝兵庫・カナディアン・アカデミー）がツアーデビューし2バーディー、5ボギーの3オーバー75で回り87位で第1ラウンドを終えた。

　初ラウンドを終えた三浦は「緊張をめちゃくちゃした。（スタートホールの）ティーショットの時にギャラリーがいて圧迫感があった。でもこんな緊張は味わえないので凄く良い経験になった」とうなずいた。

　インから出て最初の2ホールで連続ボギーを叩いてつまずいた。しかし、そこでへこたれなかった。続く12番パー5で残り65ヤードの第3打を58度のウエッジで1メートルにつけて初バーディーを奪い、リズムをつかんだ。

　2オーバーで迎えた最終9番はアプローチのミスでスコアを落とし「自分ができることはやった。最終ホールがボギーになったのがちょっと悔しい」と振り返った。

　現役時代は横浜などでプレーし、日本代表でも活躍し、引退後は神戸監督などを歴任した父・淳宏氏は「ナイスプレーですよ。良いショットもいっぱい打っていたし、グリーンの速さにも対応していた。明日は今日よりリラックスできると思うから、目標のパープレーで回れたらいい」と愛娘の奮闘を称えた。