「ナイトスクープ」3代目秘書・松尾依里佳 “2代目局長”西田敏行追悼「もうお会いできないだなんて…」

俳優の西田敏行さん

　朝日放送テレビ「探偵!ナイトスクープ」で3代目秘書を務めたタレントでバイオリニストの松尾依里佳（40）が17日、俳優の西田敏行さんの訃報を受け、自身のインスタグラムで追悼した。

　松尾は「西田敏行さんがご逝去されたという突然の訃報に触れ、まだ信じられない思いです。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。

　「ABCテレビ『探偵！ナイトスクープ』の秘書として、西田局長の隣で大変お世話になりました」と感謝。「VTRを見ている間、暗く照明を落としたスタジオで、局長の方を見なくても、感涙されたタイミングは気配ですぐにわかりました。依頼者の方々を愛おしみ、その思いに心揺さぶられ、笑ったり涙したりされる西田局長。その人情深さは私たち西田探偵局の精神的支柱でした」とつづった。

　「ナイトスクープの忘年会ではいつも、演劇について、役者について、熱く語る西田さんのお姿があり、探偵のみなさまやスタッフの方々とともに、いつも心を打たれながらお聞きしていました。カラオケではいつも『もしもピアノが弾けたなら』を歌ってくださり、まわりを盛り上げてくださいました」と振り返った。

　「年下の私たちにも目線を合わせてくださり、現場では関西のいわゆる冗談で『もっと大御所感、出してもええのに（笑）』と言われていた西田さん。あの包み込むような笑顔、人の心の奥底に語りかけてくださるような温かい声、もうお会いできないだなんて、まだ現実のことと思えません」とショックを隠せず。

　「きっと天国で役者仲間の方々と語り合いになられることと思います。本当に、本当に、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。