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西田敏行さん死去 「釣りバカ日誌」脚本の山田洋次氏が沈痛「喪失感の中」「偉大な日本のクラウンが…」

スポニチアネックス / 2024年10月17日 18時3分

「学校2」舞台あいさつでの山田洋次監督と西田敏行さん(左)(1996年撮影)

 俳優の西田敏行さんが東京都内の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。訃報を受け、西田さんの代表作映画「釣りバカ日誌」シリーズの脚本を手掛けた山田洋次氏(93)が追悼した。

 山田氏は「訃報を聞いて、喜劇のヒーローを演じる役者をぼくたちは失った、という喪失感の中にいます」とコメント。「『学校』シリーズは企画の最初の段階から西田さんをイメージにおいていたし、

彼なしにはつくれなかった。『釣りバカ日誌』シリーズもこの人がいなかったら、成り立たなかったはず」と振り返った。

 続けて「いくつになっても福島弁の抜けない、懐かしい人柄。小太りの肉体・響きの豊かなバリトンの声、愛嬌のある目元、ヨーロッパではこういう役者をクラウンというそうだが、あの姿がもう見られない」とした上で「偉大な日本のクラウンが去ってしまったことを私は心から悲しく思っています。山田洋次」と胸の内を吐露した。

 同シリーズは1988年から2009年にかけて公開され、全22作の脚本を山田氏が手掛けた。主人公の万年ヒラ社員で“釣りバカ”のハマちゃんこと浜崎伝助を西田さんがユーモラスに好演。2013年に亡くなった三國連太郎さん演じる「スーさん」とのやり取りが人気に。ハマちゃんの妻「みち子さん」役はシリーズ1~6、および7作目「釣りバカ日誌スペシャル」までを石田えりが演じ、シリーズ7以降は浅田美代子が演じている。

 同作だけではなく「虹をつかむ男」シリーズ(1996、97年)や「学校」シリーズ(1993~2000年)など西田さんは数々の山田氏が手掛けた作品に出演してきた。

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