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巨人・阿部監督 2試合1点の貧打に「俺が代打、行きたいぐらい」 流れ変える選手「いなそうだね」

スポニチアネックス / 2024年10月17日 21時1分

<巨・D>DeNAに連敗して渋い表情の阿部監督 (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇セCSファイナルステージ第2戦 巨人1―2DeNA(2024年10月17日 東京D)

 ファーストステージで2位・阪神を2連勝撃破したDeNAの勢いにこの日も飲み込まれ、まさかの2連敗。4年ぶりにセ・リーグを制した巨人は優勝チームにあらかじめ与えられるアドバンテージ1勝を含めて1勝2敗とついに黒星先行となった。

 第1戦で4安打零敗を喫した打線がこの日も相手先発右腕・大貫の前に5回まで3安打無得点と沈黙。0―1で迎えた6回に主砲・岡本和の中前適時打で追いついたが、直後の7回に先発右腕・菅野が先頭の4番・オースティンに痛恨の右越えソロを被弾し、これが相手の決勝点となった。

 初戦が4安打無得点、この日が5安打1得点。レギュラーシーズンで12勝の戸郷、15勝の菅野を先発投手に立てながらも貧打でまさかの開幕2連敗となった巨人の阿部慎之助監督(45)はさすがに厳しい表情だった。

 初戦に続いて紙一重の戦いに「そうだな。ずっとこうだと思うよ」と一言。一度はいい形で追いついたが、「ま、そうだね。あれしかないっていうね、点の取り方だったんだけど。何言ってもね、しょうがないんで、明日まず1個勝てるように」としたが、流れを変えてくれる選手の存在については「そうね、いなそうだね」と悔やんだ。

 先発マウンドに上がった35歳の菅野は7回6安打2失点と好投するも敗戦投手。初戦の戸郷に続いて一発に泣いたが、「もうね、いっぱいいっぱいでしょ。精一杯頑張ってくれたしね。なんとか最少失点でやってくれたからね。責めらんないっすよね」とねぎらった。

 本来なら二塁を守るはずだった名手・吉川を故障で欠いた内野陣は初戦に続いて無失策で、この日は4回、5回、6回、8回、9回と5併殺を完成。1試合5併殺は日本シリーズも含めてポストシーズン史上初の快挙となった。

 だが、レギュラーシーズン終盤に得点源となっていた3番・吉川&4番・岡本和のコンビ解消となった打線は2試合でわずか合計1得点。

 現役時代に強打の捕手として鳴らした阿部監督は「うちは中軸になってないからね。なんとかみんなで打破しないといけないし、俺がここで文句言ったって、やるの選手だしね。俺が代打、行きたいぐらいだけど。そのぐらいかな。明日明日!」と最後は明るく前を向いた。

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