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巨人・中山礼都「全員で戦う…尚輝さんも悔しい思いしてると」 CS欠場の吉川登場曲で第1打席へ

スポニチアネックス / 2024年10月17日 22時28分

<巨・D>4回、中山は空振り三振に倒れる (撮影・西川祐介)

 ◇セCSファイナルステージ第2戦 巨人1―2DeNA(2024年10月17日 東京D)

 巨人の中山礼都内野手(22)が「3番・二塁」に入ってポストシーズン(PS)初スタメン。4打数無安打2三振と打席では結果が出なかったものの、守備では再三の好守を見せ、無念の欠場となった名手・吉川尚輝内野手(29)の穴を埋めた。

 主砲・岡本和とともにレギュラーシーズン全143試合に先発出場した吉川がシーズン終盤に左脇腹を痛めた影響でクライマックスシリーズ(CS)欠場決定。前日16日の初戦は増田大が「2番・二塁」に入ったが、この日は中山が代役として吉川の定位置「3番・二塁」に入り、PS初スタメンとなった。

 1、2打席目は相手先発右腕・大貫のスプリットに2打席連続で空振り三振。0―1で迎えた6回の第3打席は1死二塁の同点機で積極的に初球を打って出るも中飛に倒れ、8回の第4打席は3番手右腕・伊勢に遊飛だった。

 第1打席では吉川の登場曲で打席に入った。

 「この短期決戦、全員で戦うということなので、尚輝さん自身も悔しい思いしてると思いますし。全員で戦うということで、1打席目だけ使わせていただきました」と振り返り、吉川が打っていた3番の重責には「そこに思い切って抜てきしてくださって、ありがたかったですけど。そこまで、打順、3番だからという意識はなく、自分のバッティングをするということを心がけて打席に立ちました」と平常心をもって試合に臨んだという。

 大貫の動くボールは合わせづらく、打ちやすい投手ではない。それでも「まあ、そういうピッチャーですし、それを理解したうえで、今日は打てなかったので、悔しい思いはありますけど、引きずってても仕方ないと思うので。また明日から切り替えて頑張ります」と語り、しっかりと前を向いた。

 守備機会が多く、チームは日本シリーズを合わせてもPS史上初となる1試合5併殺。中山もそのうち4併殺に関与した。

 「守備の部分ではしっかりこなせましたし。早出とかいろいろ、川相さんもたくさんノックを打ってくださって。カメさん(亀井コーチ)もたくさんノック打ってくださって。その部分では、守備はしっかりさばけて良かったかなと思います」

 チャンスでも初球から積極的に打ちにいったことについては「見て見てだったら後手後手に回ってしまうので。チャンスの時こそ積極的にというのは常に頭の中に入れてやっています」と中山。打撃の調子については「見え方も悪くないですし、そこまで悪い感覚ではないので。切り替えて明日頑張ります」と巻き返しを誓った。

 中山は、吉川が打席に立たず途中交代したシーズンのラスト2戦で7打数5安打1打点と大活躍。前夜の初戦では2点を追う7回、2死一、二塁のチャンスに代打で登場し、痛烈な打球を放ったが惜しくも三直に終わっていた。

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