巨人痛恨連敗 菅野でも勝てない…7回2失点も援護1点だけ オースティンに失投「悔しい一球」
スポニチアネックス / 2024年10月18日 5時34分
◇セCSファイナルステージ第2戦 巨人1―2DeNA(2024年10月17日 東京D)
たった一球の失投を悔やんだ。巨人・菅野が落とし穴にはまったのは1―1で迎えた7回。先頭のオースティンに対し、2ボール1ストライクから内角を狙った150キロのツーシームが外角高めへの逆球となり、右翼席に運ばれた。
「調子が良かっただけに同点に追いついてもらって、頭では分かっていたんですけど。あそこは悔しい一球」。相手の4番からは2打席連続で三振を奪っていたが、この一発が決勝点となった。
先発・戸郷を立てながら初戦を落とし、アドバンテージを含め1勝1敗のタイとなって迎えた第2戦。12球団最多の15勝を挙げて最多勝に輝いた右腕は7回6安打2失点と力投したが、援護に恵まれず黒星を喫した。ポストシーズン記録となる1試合5併殺を奪うなど守りからリズムをつくったが、初戦に零敗を喫した打線はこの日も1得点。「精いっぱい頑張ってくれた。責められない」と菅野をかばった阿部監督は3番に抜てきした中山、5番に打順を上げた坂本がともに4打数無安打だった打線について「何とかみんなで打破しないといけない。俺が代打でいきたいぐらい」と奮起を求めた。
今オフに海外FA権を行使してメジャー挑戦を表明している菅野。このままDeNAの勢いにのまれて今ステージで敗退となれば、この日の登板が日本で最後の登板となる可能性もある。それでも右腕は「最後までもつれたら投げる準備をしていく。気持ちだけ切らさないように」とチームのために第6戦では中3日での救援登板も辞さないつもりだ。
試合前には長嶋茂雄終身名誉監督がベンチ裏まで足を運びチームを激励したが、勝利で応えることができなかった。戸郷、菅野で2連敗。リードを奪う展開は一度もない。リーグ王者の苦境は続く。(川島 毅洋)
≪PS新記録5併殺完成≫巨人が5併殺(4、5、6、8、9回)を完成させた。プレーオフ、CSでは82年第1戦の日本ハム、12年ファイナルS第4戦の中日、13年ファーストS第2戦の西武の4併殺を抜く新記録。日本シリーズでも05年第4戦のロッテまで10度あった4併殺が最多。1試合5併殺はポストシーズン新記録になった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
巨人・阿部慎之助監督2戦で1得点の打線に「俺が代打でいきたいくらいだけど」
スポーツ報知 / 2024年10月18日 5時0分
-
【巨人】CSファイナル戸郷、菅野で痛恨2連敗...1勝2敗に 岡本和の同点打直後、オースティンに豪快V弾献上 2試合わずか1得点の貧打
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月17日 21時34分
-
巨人・阿部監督 2試合1点の貧打に「俺が代打、行きたいぐらい」 流れ変える選手「いなそうだね」
スポニチアネックス / 2024年10月17日 21時1分
-
王者巨人まさか…3位DeNAに●●連敗発進 戸郷に続いて菅野でも勝てず 打線は2試合でわずか1点
スポニチアネックス / 2024年10月17日 20時33分
-
巨人、戸郷&菅野でまさかの2連敗 DeNAから5併殺も…打線が2戦で1得点と“見殺し”
Full-Count / 2024年10月17日 20時31分
ランキング
-
1「大谷を歩かせるとこうなるぞ!」 勝負避け→直後にベッツ爆発で米皮肉「批判はどこへ?」ド軍はWS進出王手
THE ANSWER / 2024年10月18日 12時57分
-
2大谷から逃げ続けるメッツ投手陣に我慢できず批判の声 NYの元記者さえも「理解できる。だが…」
THE ANSWER / 2024年10月18日 14時33分
-
3井上尚弥対グッドマン戦を〝阻止〟へ 対戦熱望のアフマダリエフ陣営が「WBAに要求した」
東スポWEB / 2024年10月17日 12時30分
-
4山本由伸「多少、気持ちに余裕を持って投げることができた」大谷の先頭打者弾など援護に感謝
スポニチアネックス / 2024年10月18日 13時37分
-
5山本由伸が奪三振ショー 同点弾被弾も4者連続三振…大谷翔平はPS日本人初先頭打者本塁打
スポーツ報知 / 2024年10月18日 9時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください