51歳元ブレーク芸人 借金取りに“同情”された少年時代の壮絶な極貧生活 雨漏り、風呂なし、食事は…
スポニチアネックス / 2024年10月18日 6時37分
お笑いコンビ「Wエンジン」のえとう窓口(51)が17日に放送されたテレビ東京「有吉木曜バラエティ」(後7・58)に出演し、少年時代の壮絶な極貧生活を振り返った。
「【実家が貧乏芸人】実家が貧乏だった芸人の壮絶人生(秘)物語」と題して放送され、えとうがVTRに登場。小学生まで普通の生活をしていたが、中学1年生のときに父親が当時40代のときに病気で倒れてしまった。えとうは「父が倒れました。病院に行くお金がかかります。その時に実は自営業は借金に基づいてやってたことがわかった」と、借金1000万円があることが発覚したと明かした。
これにより、当時住んでいた家賃を払えなくなったため、やむを得ず引っ越した。引っ越し先は近所の米屋が倉庫として使っていた建物で、母と姉の3人で暮らした。新しい家は壁のトタンはサビで覆われ、家賃は月2万円。家の中は台風対策、隙間を防ぐために壁をガムテープで強化するも、ボロボロの瓦屋根だったため至る所で雨漏りしていた。
さらにお風呂の浴槽も壊れてなかったため「拾ってきた青いバケツを置いて入ってました」とし、お湯はキッチンからホースをつないでいたという。「寒かったですね。温まりたいけど温まらない。お風呂が唯一温まる方法なのに温まれない」と振り返った。家には暖房器具がなかったため、冬は隙間からの冷たい風に震えた。手足を約30分動かして、体を温めてから寝ていたと明かした。
食事に関しては、大家が米屋ということもあり安く購入できた。「ギリギリお米はある」状況だったが「だけど、おかずがない」と、毎日たくあんと白飯だった。お米すらない窮地のときに食べていたのは小麦粉と水を混ぜて焼いたもの。これに砂糖をかけて食べて半年しのいだこともある。
それでも「ご飯の上に黄色いたくあんを置くと、しばらくすると色がつく。その色がついたところが甘くてうまい。あそこがめちゃくちゃうまい」と独自の食べ方を編み出し「どんどんたくあんを移動していって…最後にたくあんを食べて満足して終わる。最高のぜいたく」と振り返った。
引っ越した最初は「貧乏を言うのが恥ずかしかった」というが「自分が貧乏をさらけ出そう」と気持ちを切り替えた。すると「そこから学校全体が動き始めて。給食、牛乳とかいろんなものを“捨てるならえとうのところに持っていけ”って、僕の学校の机の上にはバーッて並んでた」と先生や友達が助けてもらった。
父が47歳という若さで亡くなった後、母親はパート、姉とえとうは新聞配達などで食いつないだ。しかし、父親が残した借金1000万円を返すめどは立たなかった。これにより家には借金取りが来るようになった。ほぼ毎日来る借金取りに対して、えとうは「100円もらってください」と新聞配達などで稼いだ100円、200円を払って対応していた時期もあった。
この姿に借金取りが同情したのか、クリスマスの日にやってきて「これ食べな」と大きなケーキをプレゼントされた。このことを「すごい覚えてます。借金取りからケーキもらいました」と、借金取りがサンタクロースとなったことを懐かしそうに思い返した。
この少年時代の経験は「下を向かないって決めてる。苦労に対する忍耐力は間違いなくついた。この家の育ちのおかげで、地元大分で仕事ができている」と感謝。なお、借金は家族全員でおよそ20年かけて完済している。
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