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大谷翔平 先頭弾後にベンチを指差した理由「試合前に“レイトショーはいいから早めに打ってくれ”と…」

スポニチアネックス / 2024年10月18日 13時33分

ナ・リーグCS<メッツ・ドジャース4>初回、ドジャース・大谷は右越えにソロを放つ(撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース10-2メッツ(2024年10月17日 ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で2試合連発となるポストシーズン第3号を放つなど、3打数1安打3四球、4得点で今ポストシーズン9試合目で初の2桁得点の猛攻を演出した。先発の山本由伸投手(26)は4回1/3を4安打2失点と試合をつくり、快勝に貢献した。

 試合後、大谷はカーキ色の「BOSS」のパーカーを着て会見に出席。この試合について「アプローチは今までやってきたことをシンプルに継続しています。多少変えるときはありますけど、今日は比較的いい打席が多かったと思います」と振り替えた。

 あと1勝でワールドシリーズ進出が決まることには「敵地で昨日、今日といい野球ができている。それを継続して明日につなげたい。明日しっかりと決めるという気持ちを持って全員で頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 日本の多くのファンも試合を観戦していることについては「時間帯的に見られたり、見られなかったりすると思いますけど、今日は由伸もいいピッチングをしましたし、自分自身も応えられるように頑張りたいと思います」と話した。

 先頭打者弾を放った後、ベンチを指差したポーズについて問われると「フレディが試合前に“レイトショーはいいから早めに打ってくれ”と言われていた。帰ってフレディに“打ったよ”という感じで会話しました」と笑顔で明かした。

 大谷が初回に前日の一発の興奮が覚めやらぬうちにまたも豪快な一発を放った。メッツの今季10勝左腕キンタナとは初対戦。1ボールから2球目の甘く入ったシンカーを捉えると、打球速度117.8マイル(約189.5キロ)、角度22度の低い弾丸ライナーが右翼フェンスを越え、422フィート(約128.6メートル)地点で弾んだ。打った瞬間にベンチの方へガッツポーズする確信弾だった。日本選手のPS先頭弾は初めてで、2戦連発は2009年のワールドシリーズ第2、3戦で打った松井秀喜(ヤンキース)以来、2人目。ドジャースの選手としてもPSの先頭打者弾は7人目となった。第1打席での安打は今PS9試合目で初めてで、走者なしの場面ではPS26打席目で初安打となった。

 大谷が3四球で出塁した後は2番ベッツが適時二塁打、左越え2ランと4打点の大活躍。キャリアハイのPS1試合4打点をマークし、メッツに大谷を歩かせた高い代償を払わせた。

 大谷は試合前まで今PSの走者なしでは22打数無安打ながらも、走者ありでは打率.778、得点圏打率は驚異の.833。ロバーツ監督が「説明できない」と話すほどのこの不思議な現象について米メディアが執拗(しつよう)に指摘するなど両極端な成績が話題となっている。しかし、この日は一転、走者なしで1本塁打2四球、走者ありでは2打数無安打1四球の結果となった。

 山本は初回と3回にそれぞれ失点したものの最少失点で切り抜け、4回1/3を4安打2失点、8奪三振。最速は最速96.2マイル(約154.8キロ)で73球中、ストライクが52球だった。山本はポストシーズンに入り、パドレスとの地区シリーズ第1戦で3回5失点と不安要素を残したが、11日の同シリーズ第5戦ではダルビッシュ有と投げ合い、5回2安打無失点と好投。チームのシリーズ突破に貢献した。

 ドジャースは敵地で連勝して3勝1敗とし、リーグ優勝とワールドシリーズ進出に王手をかけた。

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